川崎市営緑ヶ丘霊園1㎡墓所、2件のお墓が完成しました

2026年6月13日(土)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

川崎市営緑ヶ丘霊園の1㎡墓所で進めていた、
2件の新規建墓工事が完成しました。

この工事については、
これまで何回かに分けて書いてきました。

根切りと砕石転圧から始めた基礎工事。
2.5mの単管を打ち込んだこと。
2件分のコンクリートを打設したこと。

その後、外柵の据え付けを進め、前回は
外柵の天板据え付けまでをご紹介しました。

今回は、その続きであり、
このシリーズの最後です。

石塔、花立、香炉などを据え付け、
2件とも無事に完成となりました。

濃いグレー系でまとめたお墓

一件目は、外柵から石塔まで、
濃いグレー系の石でまとめたお墓です。

全体の色をそろえることで、
落ち着いた印象になりました。

周囲には
白系や明るいグレー系のお墓もありますが、
その中で濃色のお墓は引き締まって見えます。

1㎡墓所は広さが限られています。
そのため石塔の大きさ、外柵との高さの関係、
香炉まわりの作り方で
印象がかなり変わります。

今回のお墓は、洋型の石塔を中心に、
香炉を奥に納めて、前回りも
すっきり見える形になりました。

濃いグレー系の石でまとめた、川崎市営緑ヶ丘霊園1㎡墓所のお墓です。

背面には、納骨室の湿気を逃がすための
空気穴を設けています。

内外に、金具を取り付けてあるので
雨水や虫の侵入は心配ありません。

背面には、納骨室の湿気がこもりにくくなるよう空気穴を設けています。

白系の外柵に濃い石塔を合わせたお墓

もう一件は、白系の外柵に濃いグレー系の石塔を
組み合わせたお墓です。

こちらは外柵が明るい色なので、
その上に濃い色の石塔を載せることで、
石塔が引き立ちます。

白系の外柵に濃色の石塔を合わせると、
明るさの中に引き締まった感じが出ます。

白系の外柵に、濃いグレー系の石塔を合わせた1㎡墓所のお墓です。

こちらのお墓では、
香炉まわりの彫刻も印象的です。

正面の文字や、
左右の花立石に入れたユリの彫刻によって、
濃い石の強さが少しやわらかく見えます。
※画像は文字を加工して消してあります。

使用許諾を得たユリの図案を、左右の花立石に彫刻しています。

同じ1㎡墓所でも、完成した姿は違います

今回の2件は、
どちらも同じ広さの1㎡墓所です。

広さは同じ。工事の時期もほぼ同じです。

どちらも、墓所全体の景色の中では
自然に見える組み合わせです。

そのうえで、色の使い方や部材の配置によって、
お墓の表情は少しずつ変わります。

一方は、濃いグレー系でまとめた
落ち着いたお墓。

もう一方は、
白系の外柵に濃い石塔を合わせた、
明るさのあるお墓。

あなたには、どちらの組み合わせが
合うでしょうか。

もしかしたら、その答えは、石の色だけでは
決まらないのかもしれません。

お墓を建てる方の考え方、ご家族の想い、
石の好み、墓地の場所。
そうしたものによって、合う形は変わります。

1㎡墓所だからといって、
どれも同じようになるわけではありません。

限られた広さの中でも、
石の色や形の組み合わせで、
ずいぶんと印象は変わります。

小さな墓所だからこそ、考えることがあります

1㎡墓所は、大きなお墓のように
余裕を持って部材を配置することは難しいです。

石塔を大きくしすぎれば、外柵とのバランスで
窮屈に見えるかもしれません。

また、上が重く見えれば不安定に感じますし、
隣接墓所との兼ね合いもあります。

逆に控えめにしすぎると、
全体が弱く見えてしまうこともあります。

花立や香炉などの配置も大事です。
お参りのしやすさや、
正面から見た時のバランス。
そういった部分も大切です。

広さが限られている分、どこに重さを出すのか。
どこをすっきり見せるのか。

そうした判断が、完成した時の印象に出てきます。

1㎡墓所は、広さだけを見れば小さなお墓です。
それでも、基礎の作り方や石の据え方を
簡単に済ませてよいとは考えていません。

私のところの仕事は、結果として
他所より価格面で高めになることがあります。

それは、
安さを一番に考えているわけではないからです。

必要だと思う工程を省かず、
長く安心してお参りできるお墓にしたい。
そんな思いで一件ずつ工事を進めています。

価格だけで比べれば、
もっと安くできるところもあると思います。

しかし、私としては、
きちんと作ることを大事にしたい。
そう考えています。

今回の2件も、基礎工事から据え付けまで、
丁寧に工事を進めてきました。

途中の工程も、これまでの記事で
書いてきましたが、
ひとつずつ進めてきた工事が、
ようやく形になりました。

実例を見ると、完成後の姿を考えやすくなります

お墓を建てる時、図面や石の見本だけでは、
完成した姿を想像しにくいことがあります。

特に1㎡墓所の場合は、
石塔、外柵、花立、香炉、墓誌が
限られた場所の中に納まります。

そのため、実際の施工例を見ることで、
広さの感覚や石の色の見え方が
分かりやすくなります。

今回の2件も、同じ1㎡墓所でありながら、
違った表情のお墓になりました。

川崎市営緑ヶ丘霊園で1㎡墓所のお墓を
お考えの方には、こうした実例を見ながら
お話しすることもできます。

お墓の形や石の種類に迷われることも
あると思います。

その時は、墓地の条件やご家族の考え方も含め、
無理のない形を一緒に考えていければと
思います。

では。


【川崎市営緑ヶ丘霊園1㎡墓所の新規建墓シリーズ】
基礎工事。根切りと砕石転圧から始めました
2.5mの単管を打ち込みました
2件分のコンクリートを打設しました
据え付け工事を進めています
外柵の天板据え付けまで進みました
⑥2件のお墓が完成しました

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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