犬島石の叩き仕上げで宝塔をつくる──永代供養墓の話が動き出しました

2026年7月21日(火)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

ありがたいことに、あるお寺様から
永代供養墓を作らせていただくことになりました。

永代供養墓のメインとなる宝塔には、
犬島石の叩き仕上げを使います。

石塔については、これまで本を読んだり、
あちこちの石造物を見て歩いたり、
勉強会で学んだりしてきました。

これまでにも、叩き仕上げの五輪塔などを
建立させていただきましたが、
宝塔を手がける機会は、そう多くありません。

私の石屋人生の中でも、きっと思い出深い
仕事になると思っています。

お墓の石塔では、今は磨き仕上げが主流です。

汚れがつきにくく、ツヤがのって美しい。
たしかに良い仕上げで、多くの方が選ばれます。

ただ、叩き仕上げには、
磨きとはまた違った良さがあります。

表情がやわらかく、温かみがある。
年を経て風合いが変わっていく、
その自然な雰囲気も、私は大好きです。

普段は磨きのご依頼がほとんどで、
こういう叩き仕上げの仕事は、
そうそうありません。

それでも時折、この柔らかな印象を
「いい」と言ってくださる方がいます。

こうした
後世に残る仕事を任せていただけるのは、
石屋として本当に嬉しいことです。

ご住職が思い描いておられるのは、
池上本門寺にある宝塔です。

朱塗りの、あの堂々とした姿。

もちろん、それをそのまま石で
表しきれるわけではありません。

ただ、宝塔という形が持つ品と美しさを、
うまく表現できればと思っています。

実際に石を加工するのは、メーカーの職人です。
ただし、すべて任せっきりというわけでは
ありません。

ご住職の思いを表現するために、
私なりの考えも加えながら、作り手と一緒に
細かなところまで詰めていきます。

どんな宝塔にするのかを考え、
形にしていくのは、私の仕事です。

永代供養墓は、多くの人が手を合わせ、
長くお参りが続いていく場所です。

だからこそ、
一時の流行に左右されるのではなく、
年月を重ねても「この形でよかった」と
感じていただけるものを目指したいです。

よい宝塔が建ち上がるよう、私自身も
ワクワクしながら取り組んでまいります。

では。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

似顔絵現地確認。お見積り・ご提案はすべて無料です。

(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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