内墓地の解体に取りかかりました~川崎市多摩区・お墓の移転工事~

2026年8月31日(月)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

先月中旬にご紹介した多摩区内の内墓地から
寺院墓地へのお墓の移転工事。

移転先の墓所は外柵と芝石まで据え終わり、
これから外す石塔を待つばかりになっています。

先週末に閉眼のお経をあげていただき、
ようやく、元の内墓地の解体に着手しました。

解体する内墓地は、
お施主様のお宅の裏山にあります。

カニクレーンを墓地まで上げ切ってしまえば
作業は順調に進められます。

ただ、この現場で大変なのは、
解体作業そのものより、
むしろ機械の運び込みと石材の運搬。

解体した石を、どう安全に下まで運ぶか。
今回の現場では、そこが一番の勝負どころです。

墓地までの通路には
コンクリートが打ってあります。
これはこれでありがたい。

写真で見ても、それほど悪い道には
見えないかもしれません。

ところが実際には、長い年月のうちに
木の根や竹の根でコンクリートが
持ち上げられ、通路はかなり凸凹しています。

さらに途中には、コンクリート製の延石が
階段代わりに置かれていますが、
間隔も一定ではなく、土据えなので、
動いてしまっているものもあります。

人が歩く分にはさほど気にならなくても、
カニクレーンや運搬車となると
話はまったく違います。

段差を越えるたびに、前が持ち上がったり、
今度は前につんのめったり。

船でいうところの
ピッチングのような動きになります。

特に重心の高いカニクレーンは、
のけぞるような姿勢になると、
そのまま後ろへ倒れるのではないかと
心配になる場面もあります。

そんな通路を、
重い石を積んで何度も往復するわけです。
かなり緊張する作業になります。

さて、今回移転先で使用するのは、
尺角の黒御影石製の和型石塔と墓誌、
そして比較的状態の良い小石塔たちです。

特に黒御影石の石塔は、ひとつひとつの部材も
かなりの重量があります。

今日は棹石、上台、水鉢などを
順番に外しながら、少しずつ下まで運びました。

明日は、今回の中でも
一番重い中台を運ぶ予定です。
おそらく550キロを超える重量があるでしょう。

これを無事に運び下ろせれば、気持ちの上では
ひとつ大きな山を越えた感じにはなりますね。

もちろん、解体作業は
それで終わりではありません。

白河石製の外柵も、しっかりとしています。
解体には手こずりそうです。

とにかく、残った石も順番に解体し、
少しずつ運び下ろしていきます。

さらにこの先には、
土葬を掘る作業も残っています。

そのためにはユンボを
この場所まで入れなければなりませんが、
それはもう少し解体が進んでからの話。

まずは目の前の作業を、
ひとつずつ進めなければなりません。

幾度も往復していれば、
通路もだんだんと傷んでいきます。
変に慣れないよう、気を引き締めて臨みます。

明日も安全第一で、がんばります。

では。


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⑦内墓地の解体に取りかかりました

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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