羽目石が据わり、外柵がほぼ完成しました~川崎市多摩区・お墓の移転工事~

2026年7月15日(水)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

前回は、根石に補強金物を取り付け、
敷石を据えたところまで書きました。

今日は、羽目石と入口の敷石の据え付けです。

まず、羽目石からです。

羽目石とは、外柵の周りを囲う石。
つまり、お墓の壁になる部分です。

据え付けは、変成シリコンの接着剤を
たっぷりと使って、圧着します。

隣の墓所との間隔が狭く、
石を入れるのに気を使いましたが、
吊り具を使って、なんとか納められました。

夏は気温が上がるうえに、石も熱せられて、
触れないくらい熱く焼けます。

そのため、
接着や目地に使う変成シリコン接着剤は、
表面がすぐに乾いて、膜を張ってきます。

だから据え付け作業は段取りよく、
そして目地の仕上げは、小分けにして、
乾く前に仕上げていきます。

手はべたべたになるし、
せわしない季節の始まりです。

さらに、もっと暑くなってくれば、
石に毛布を掛けて、日を当てないようにしたり、
パラソルやテントで日よけをして、
石の温度を上げない工夫も必要になります。

さて、据わった羽目石の下側には、
切り欠きがありますが、これは水の逃げ道です。

外柵の内側は、敷石で隙間なく覆ってあります。
そのままでは、降った雨の行き場がありません。

そこで、羽目石の下をあらかじめ切り欠き、
雨水が外に抜けるようにしてあります。


羽目石を据え終え、夕方前に入口の敷石に
取り掛かりました。

ここは前回、下地のコンクリートを
打っておいたところです。

入口のため、
作業時もそこを通って出入りします。

先に据えてしまうと、据えたばかりの石の上を
何べんも行き来することになるので、
入口敷石は一日の最後に回しました。

まず、バサモルタルを入れて、高さ調整。
敷石を入れて、落ち着くところまで叩く。

高さを見てバサモルを足すか、
削るかを確認して取り外し、
調整後に再度敷石を入れて叩き下げます。

これを繰り返して、高さが合ったら、
最後にもう一度、敷石を外してトロを流します。

トロは、生のセメントを水で溶いたものですが、
これを流すことで、敷石の裏側に密着して
しっかりと仕上がります。

今日の作業を終えた全景です。

外周に羽目石が立ち上がり、
入口の敷石も据わり、ほぼ外柵が完成しました。

中央に開いているのが、納骨室です。

明日はそこに棚石を据え、石塔の芝台と
古い石塔を載せる台石三本を据え付けます。

移転先での外柵工事は、
ほぼ終わりになりそうです。

では。


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※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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