武蔵国分寺跡を歩いて、悠久の時に思いを馳せました

2026年7月20日(月)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

三連休の最終日。
今日だけ仕事の予定がなかったので、
国分寺市の武蔵国分寺跡へ出かけてきました。

時間ができると、こうして史跡を歩きます。
仕事とは関係のない、道楽のようなものです。

さて、
奈良時代、聖武天皇の詔によって、
全国に建てられた国分寺と国分尼寺。

武蔵国の国分寺も、その一つでした。

広い史跡を歩きながら、
金堂跡や講堂跡などを見て回りました。

建物は、もうありません。

それでも、発掘調査によって建物の配置や
規模が明らかになり、今では基壇や遺構から、
その姿を想像できるようになっています。

約千三百年前、
この場所に多くの人の手で伽藍が築かれ、
国の平穏を願う祈りが捧げられていた。

そう思いながら歩いていると、
目の前の野原のような風景が、
少し違って見えます。

資料館で展示を見て、パンフレットをいただき、
さらに『見学ガイド 武蔵国分寺のはなし』という
本を購入してきました。

帰宅して読み始めると、
現地では気づかなかったことが次々に出てきます。

金堂の基壇には、
十九個の礎石が往時のまま残っていること。

基壇の構造や版築のこと。
七重塔の高さは
約六十メートルと推定されていること。

現地で見た景色に、
少しずつ色が付いていくような気がします。

しばらくいろいろと楽しむことができそうです。

またもう一つ。
今回印象に残ったのが国分寺崖線です。

多摩川が
長い年月をかけてつくり上げた崖線には、
今でも湧水が流れています。

住宅地のすぐそばに、湧水があり、
ホタルが生息する環境が残っている。

こちらもまた、
長い時間がつくり上げてきた風景なのだと
感じました。

千三百年前の人々が平穏を願って建てた寺。

その建物は失われても、
遺跡や礎石は今もその場所に残り、
当時を想像する手がかりを与えてくれています。

石が、自ら何かを語るわけではありません。

けれど、人が生きた時間や、その時代の願いを、
今へと静かに伝えてくれる媒体なのだと思います。

そんなことを考えながら、
悠久の時の流れに思いを馳せる一日になりました。

これからも、おりに触れてこうした場所を歩き、
自分なりに感じたことを
書いていければと思います。

では。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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