川崎市営緑ヶ丘霊園4㎡墓所、外柵下まわりの据え付けを行いました

2026年6月19日(金)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

緑ヶ丘霊園の4㎡墓所、
いよいよ据え付けに行ってきました。

今日据えたのは、外柵の下まわりの部材一式です。

左右と後ろの根石、入口まわりの階段石、
内部の仕切りになる石まで、
墓所を構成する一番下の段になります。

前回は雨で据え付けを見送り、
その分、石の検品と補強金具の穴あけを
先に済ませておきました。

前日のうちに、トラックへの積み込みまで
済ませておいたので、
朝一番で現場に出られます。

段取りができていると、現場作業も捗ります。

据え付け前の下ごしらえ

現場に着いても、
すぐ石を据え始めるわけではありません。

最初にやるのは、
基礎コンクリート表面の掃除です。

基礎のコンクリート打設は6月5日。
養生期間は十分に取れています。

ただ、コンクリートは打ってしばらくすると、
表面に水とセメントの細かい成分が浮いて、
レイタンスという薄くて脆い層をつくります。

これを残したまま石を据えるのはいけません。
ワイヤーブラシでこすって、レイタンスを
削ぎ落とす。

ここは、地味だけどけっこう大事な工程です。

次に、右隣のお墓との隙間を、
5センチほどの厚みでモルタルで埋めていきます。

ここを埋めておかないと、
隙間から草や木が伸びて、
先行き、お墓を傷めてしまいかねません。

隣接墓所との間の処理は、
霊園の決まりにもなっている部分です。

また、将来、隣のお墓を建て替えたり
解体したりすることがあっても、
基礎同士が密着するわけではないので、
こちらの墓所には、まったく影響が出ません。

そのうえで、地墨を打ちます。
石を据える位置に墨を出し、通りと直角を
確かめておく。

この作業をしておくことで、ほぼ正確な位置に
石を据え付けていくことができます。

掃除をして、隙間を埋めて、地墨を打つ。
石を据え始める前にも、
色々な作業があることが分かると思います。

石を運んで、据え付ける

下ごしらえが済んで、
ようやく石を据えていきます。

4㎡ともなると、根石もそれなりの重さです。

ただ今回は、
トラックを停めた場所から墓所の区画まで、
ちょうど緩い下り坂でした。

運搬用の二輪車に載せて、
人力で運び込みが可能です。

これが上り坂だったら機械の力を借りることに
なります。

そうなれば、運搬車を持ってくるようになるので、
この据え付け工事は、ある意味ラッキーでした。

使用するモルタルはバサバサのものではなく、
増強剤を入れてよく練ったものを使います。

石の下端の荒らした部分に、練ったモルタルが
入り込むので、石がしっかりと据わります。

バサモルタルと比べれば、練ってあるので
据え付けには多少の手間がかかります。
でも、そのぶん土台からしっかり固定できます。

また、外柵は複数の石を組み合わせて
形作られています。

部材の高さと傾きを、しっかりと確認しながら、
糸を張って複数の石が一直線に通るように、
微調整していきます。

前日に準備をしておいたこともあり、
順調に作業を行えました。

今回の石のこと

今回使っているのは、スーラオホワイトという
ベトナム産の白御影石です。

少し石目の大きい石で、小さなサンプルで見ると
「目が大きいな」と感じる方もいらっしゃると
思います。

ただ、不思議と4㎡くらいの外柵になると、
あまり気にならなくなります。

それは、小さなサンプル材と、
外柵として大きな面になった場合とでは
その見え方が変わるからだと思います。

さて、次回は補強金具の取り付けと、
納骨室の据え付けなどの作業です。

梅雨時、天候と相談しながら一歩ずつ。
慌てずに進めていきます。

では。


※今回の緑ヶ丘霊園4㎡墓所の新規建墓工事について、これまでの作業はこちらです。
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排水パイプの設置から、配筋・コンクリート打設まで
石材の検品と補強金具の穴あけ作業
④外柵下まわりの据え付けを行いました

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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