川崎市営緑ヶ丘霊園4㎡墓所。新規建墓の基礎工事に着工しました
2026年4月10日(金)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
昨日より、津田山の川崎市営霊園緑ヶ丘霊園で、
4㎡墓所建立の基礎工事に取り掛かりました。
今年の抽選で当選した区画ではなかったので、
草もかなり伸びたままになっていました。

緑ヶ丘霊園のように緑が多い墓地では、
すすきやチガヤのような草が、
お墓の区画から生えてしまうことは
わりとあります。
強い草は、防草シートを突き破って
出てくることもあるのです。
ただ、最近施工をしている新しいお墓では、
こうした草があとから生えてくることは
構造上、ありません。
まずは草を片づけて、掘削です。
掘った土はそのままダンプに載せて搬出しました。
基礎工事を始めると、土は思った以上に出ます。
今回はダンプ一台分くらいです。

ただ、墓地の状態によっては、
同じ広さの区画でも、
もっと多く出てしまうこともあります。
それは、もともとの土の盛り上がり方によって、
かなり変わるためです。
見た目、少し盛り上がっているだけでも、
土量は思ったよりも違います。
そして、基礎工事は
土をただやみくもに掘ればそれで済むという
話でもありません。
少し表面を掘って、砕石を入れて、
ただ叩けばいい。そう単純なものでは
ないからです。
遣り方を出して、水糸を張る。
それを見ながら高さを管理して、
必要な分を掘削する。
その上で40-0砕石を入れ、ランマーで
転圧しながら高さを合わせていきます。
高さをしっかり確認しておかないと、
最終的にコンクリート打設のときに、
想定していた厚みが
確保できなくなってしまいます。
また、この墓地は一見すると平坦に見えて、
前の通路にも高低差があります。
基礎コンクリートの仕上がり位置を
どこの基準で決めるかによって、
お墓の納まりはかなり変わってきます。
そうした細かいところまで見ながら、
高さを決めていかないといけません。
そして砕石層も、少しあればいい
というわけではありません。
今回は少なくとも10cmほどは確保したいので、
その分、土も取っています。

これは、基礎コンクリートを受ける盤として、
そのくらいは見ておきたいからです。
地山の土に割栗石が叩き込まれた状態より、
ある程度高さを均一にしやすいですし、
コンクリートの厚みもしっかりと
確保しやすくなります。
また、そのほうが排水という点でも有利です。
土に直接受けるより、水の抜けも期待できます。
砕石は一度に入れず、四回に分けました。
入れてはランマーで転圧し、その都度、
水糸を見ながら高さを確認していきます。

掘削の深さも、砕石を入れた後の高さも、
途中で見ながら進めていかないと、
最後の納まりがずれてきます。
今回の区画は返還墓地ですが、
当然、左右のお墓が出来上がっている時期も
それぞれ違います。
そのため、お墓の前通りがぴたりと
揃っているわけでもありません。
今回も、左右のお墓の間は手前で
5.6尺(約170cm)ありましたが、
奥へ行くと5.5尺弱(約167cm)でした。
3cmほど違います。
こういう場合、
片方のお墓を基準にして据え付けてしまうと
反対側との関係に無理が出ることがあります。
どこを基準に合わせるか。
どこで少し出し、どこで少し引いて収めるか。
あるいは全体をわずかに振るか。
そうやって、出来上がったときに違和感のない
納まりにしていくことも大事になってきます。
お墓は、出来上がったときに妙に目立つよりも、
前からそこにあったかのように自然に収まるほうが、
私は大事だと思っています。
お墓の前通りについては、
次に現場へ行くときにレーザーを持っていって
確認する予定です。
前のお墓の並び方や横との関係を見ながら、
この空き区画の中に無理なく自然に収まる位置を、
もう一度見てみようと思っています。
掘削と砕石転圧の作業に留まりましたが、
叩いているうちに地盤の手応えも、
しっかり感じられました。
その点は、まず問題なさそうです。

次の作業は、鉄筋を配筋して
コンクリートの打設です。
またその様子を書いてみますね。
では。
![]()
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
現地確認。お見積り・ご提案はすべて無料です。
(有)吉澤石材店 吉澤光宏
ご相談・お問合せは、お気軽にどうぞ。
電話 044-911-2552 (携帯転送なので外出先でもつながります)
メール お問い合わせフォーム


