川崎市多摩区の寺院墓地で新規建墓工事。棹石と水鉢を据えて完成しました

2026年9月24日(木)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

お彼岸も、昨日で中日を過ぎました。

本来であれば、お彼岸中の墓地での作業は
遠慮しておきたいところです。

ただ、今年は天候が不順。
いま、多摩区の寺院墓地で進めている
新規建墓工事も何度か作業を延期してきました。

10月の初めには開眼供養が控えています。
残っているのは、棹石と水鉢の据え付けだけ。

今回の墓所は墓地の一番奥にあり、
周囲のお墓もそれほど多くありません。

お寺にも事前にお話ししたうえで、
今日の午後から作業に入らせていただきました。

棹石の据え付け面には、
ブチル系と変成シリコン系の2種類の接着剤を
団子状に置きます。

これは、それぞれの接着剤の特性を生かし、
石塔を永く、しっかりと固定するためです。

また、四隅には、高さを調整するための
鉛玉を配置しています。

カニクレーンを使って慎重に吊り上げ、
位置を確認しながら据え付けました。

続いて、水鉢を納めて石塔の据え付けも
すべて終了です。

最後は納骨室の仕上げ作業です。

納骨室の内部には、調湿効果をもつ
天然ゼオライトを敷き込みました。

あとは、使用したカニクレーンを
現場から搬出する作業だけ。

今回の墓地では、道路にトラックを停め、
ブリッジを掛け、カニクレーンを搬出します。

その間、どうしても通行の妨げになるため、
やはり気が気ではありません。

幸い、搬出も無事に終えることができました。

午後から始めた作業は、約2時間で終了。

これで、8月24日から進めてきた
この新規建墓工事がすべて完了しました。

今回のお墓は、和型石塔に茨城県産の真壁石、
外柵にカンボジア産のOW-1を使用しました。

どちらも白御影石なので、
全体として明るい色合いにまとまっています。

完成して改めて眺めてみると、清潔感のある、
すっきりとした印象のお墓になったと思います。

うちは昔から寺院墓地での仕事が多く、
和型石塔を建てる機会が多かったのですが、
最近は市営霊園で洋型石塔を建てることが
増えました。

また、寺院墓地でも洋型を選ばれる方が
増えてきました。

地震などの自然災害に対する不安や、
流行などもあるのだと思います。

ただ私は、現在のように接着剤や補強金具を
使って施工する場合、和型石塔が地震に弱く、
逆に洋型石塔だから強いとは、
一概には言えないと思っています。

それはともかくとして、和型石塔の
凛としたたたずまいを見ると
やっぱりこれはこれで、いいものです。


さて、今回の工事は、途中で何度も雨に降られ、
作業の予定を変更せざるを得ませんでした。

石が濡れてしまえば、
接着剤を使った据え付けに支障が出るため、
乾くまで待つことになります。

空模様を眺め、ハラハラする日が続きましたが、
ようやくすべての石を納めることができました。

10月初めの開眼供養とご納骨にも、
無事に間に合い、ほっとしています。

あとは、お施主様に完成したお墓を
ご覧いただくのが楽しみです。

では。


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⑧棹石と水鉢を据えて完成しました

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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