『乗せていってくれないか』から始めるお墓参りの提案

2026年10月14日(水)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

今日、お墓の外柵を直すお話がまとまり、
工事をさせていただくことになりました。

ありがとうございます。

さて、お客様とお話ししている中で、
お墓の今後について、こんな言葉が出ました。

「うちも、この先はどうなるか分からないし……」

お子さんはいらっしゃるそうですが、
お墓参りなどには、あまり関心がないとのこと。

そこで私は、
これだけの費用をかけて直すのですから、
これを一つの機会にして、ここから少しずつ
お墓に慣れていけばいいんじゃないですか、
とお話ししました。

最近は、お墓を建てるにも、直すにも、
以前よりお金がかかるようになっています。

せっかくお墓を整えても、
子どもたちがお墓に馴染む機会がないまま、
次の代になった途端に「墓じまいをしよう」
という話になってしまったら、困ります。

ただ、
後継ぎが今、お墓に関心がないからといって、
この先もずっと同じとは限りません。

30代、40代のうちは、
お墓のことをあまり考えていないとか、
気にも留めていなくとも、
年齢を重ねるにつれて、考えるようになる
こともあります。

今の様子だけを見て、
悲観することはないと思います。

そんなお話も、お客様にしました。

今のうちから、一緒にお参りに行く機会を
作ってみてはどうでしょう。

たとえば、お子さんに車の運転を頼んで、
お墓まで乗せていってもらう。

直したお墓を、
一緒に見てもらっておくのもいいですね。

そうしてお墓に足を運び、
お参りを重ねて、少しずつくせをつけていく。

今回のお客様のお墓は、寺院墓地にあります。

お子さんと一緒にお参りに行ったときに、
お寺にもご挨拶をして、ご住職とも
顔なじみになっておくといいと思います。

親御さんはご住職とよく話していても、
お子さんはほとんど話したことがない、
そんなことは案外多いのかもしれません。

親が亡くなってから、
初めてお寺に連絡して相談するとなれば、
やはり気を遣うでしょう。

葬儀や納骨、法要のことなど、
分からないことを聞きたくても、
相手がどんな方なのかも分からない。

AIに聞いたって、おのずから限界があります。
仏事には地域差だってありますから。

それよりも、その前に何度か顔を合わせて、
話をしたことがあれば、
ずいぶん違うと思いますよ。

ご住職にも、
「ああ、あの方のお子さんか」と
分かっていただけます。

親が元気で一緒に行けるうちなら、
紹介もしやすいはずです。

お寺と最初から馴染んでいる人なんて、
そうはいませんよ。

お参りに行ったときに挨拶をして、
少し話をしてみる。無理をせず、少しずつ
話しやすくなっていけばいいんです。

市営霊園などにお墓がある方も、同じです。
お墓参りのくせをつけていくことは、
本当に大事だと思っています。

お墓に足を運ぶのが、
普通のことになっていてほしい。
私はつくづく、そう思います。

子どもがお墓に関心を持たないと、
この先どうなるのかと気になるでしょう。

一緒に行けるうちに、声をかけてみてください。
「今度、お墓に行くから乗せていってくれないか」

そんなふうに頼んでみてもいいと思います。

では。


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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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