連結外柵の片側解体工事、残すお墓もだいぶ形が整ってきました
2026年10月16日(金)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
昨日に引き続いて、今日も連結外柵の
片側解体の現場での作業を行ってきました。
内容としては、残す方のお墓の
根石の据え付けがメインです。
これで外柵の輪郭もはっきりしてきて、
だいぶお墓の形が整ってきました。

ところで、今日の作業中、
以前にお墓の工事をさせていただいた
お客さんと顔を合わせました。
すぐ近くにお住まいの方なので、
今回の工事中も何度かお会いしています。
「もう今日あたりで終わるの?」と聞かれ、
「いや、まだもう少しなんですよ」と答えると、
「結構かかるもんだね」と言われました。
そこで、もともと壊すことを前提に造ってある
わけではないこと、石の継ぎ目でスパッと
切り離せるわけでもないことを話すと、
「でも、そうだよね。
家の修理なんかもそうだもんね。
今あるものを直すっていうのは、
結構手間がかかるもんだよな。大変だね」
とおっしゃいました。
確かに、家の修理などでもそうだと思います。
新しく造るのであれば、
最初からその形に合わせて材料を用意し、
順番に仕事を進めていくことができます。
しかし、今回のような工事では、
すでにあるお墓を残しながら、
必要な部分だけを解体しなければなりません。
残す部分を傷めないように解体して、
切り離した部分を納め直して、
外柵としての形を整えていく仕事です。
一点、今回の工事では、
右側のお墓の石塔の位置は動かしません。
石塔を動かせば、納骨室も動かさざるを得ず、
そうなれば納骨室の基礎コンクリートをも
いじる必要が出てきます。
つまり、どんどん大掛かりな話に
なってしまうからです。
そのため、二軒分の外柵の中で、
左右のお墓として釣り合いが取れていたものが、
一軒になると、石塔が必ず中心に来るとは
限らなくなります。
極端に片側へ寄ることはありませんが、
左右対称にぴたりと納まらないところは、
出てきます。

写真のとおり、根石が据わって、
ようやく完成後の姿が見えてきました。
できれば、その上に載る均石まで
据え付けたかったところです。
ただ、均石を据え付ける際には、
位置や高さを調整するため、
石を叩いて納める作業があります。
据え付けたばかりの根石にそうした力が
加わることで、モルタルが縁切れを起こすのが
心配でした。
せっかく据え付けた根石を
動かしてしまってはいけません。
今日は根石の据え付けまでで
作業を終えることにしました。
次回は、既存の均石を切削加工して、
据え付ける予定です。
すべてを新しい石で造り直すのではなく、
今ある石を加工して再利用するところも、
今回の工事の特徴です。
お客さんがおっしゃった、
「今あるものを直すのは手間がかかる」
という言葉。
今回の工事を進めるほどに実感します。
次に現場へ入れば、
残すお墓もさらに形が整うでしょう。
完成までもうあと一息です。
では。
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