雑司ヶ谷霊園の新規建墓工事。石材の検品と据付前の下ごしらえ

2026年11月2日(月)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

今日は午後から雨になる予報。

現在、東京都豊島区の雑司ヶ谷霊園で
新規建墓工事を進めています。

ちょうど先週の金曜日に
基礎コンクリートの打設を終え、
現在は養生期間中です。

今日は天候もあるので、現場作業は見合わせ。
店の作業場でこれから据え付ける石材の検品と
下ごしらえを行うことにしました。

今回、外柵に使用するのは茨城県産の稲田石。
久しぶりに外柵まで国産銘石のお墓になります。

まずは、届いた石材の寸法確認から。

石材は、あらかじめ作成した加工図に基づいて
指定した寸法や形状に加工されています。

その加工図と実際に届いた石材を照らし合わせ、
長さや幅、厚みなどを確認していきます。

寸法だけでなく、指示した加工が
きちんと行われているかどうかも確認します。

これまでにも、加工図で指示した穴が
開いていなかったり、寸法に違いがあったり
したことがありました。

こうした不具合も、店で確認しておけば
現場へ運び込む前に対応できます。

いざ据え付けようとしたときに
不具合が見つかれば、作業が止まります。

特に今回の雑司ヶ谷霊園は店から距離があり、
石材を持ち帰って手直しし、
再び現場へ運ぶとなれば大変ですからね。

ただ、今回の石材は国内加工品で、
寸法もよく出ており、仕上がりも上々です。

ちなみに、石塔には真壁小目石を使用します。

稲田石と同じく、茨城県を代表する国産御影石。
完成が楽しみな組み合わせです。

寸法確認と並行して、補強金具の取り付け用の
穴あけ作業も進めました。

写真は、10ミリのドリルを使って
稲田石に穴をあけているところです。

ここには、ステンレス製の補強金具を
固定するためのアンカーボルトが入ります。

その金具を固定する位置に合わせて、
あらかじめ穴をあけておくわけです。

穴の位置がずれてしまうと、
現場で金具がうまく取り付けられなくなります。

石材の組み合わせや金具の取り付け位置を
確認しながら、一つひとつ穴をあけていきます。

稲田石は硬い石ですから、穴あけにも
それなりに時間がかかります。

先日のブログでも紹介しましたが、
今回の雑司ヶ谷霊園の墓所は、
左右を既存のお墓に挟まれた小区画です。

基礎工事の際にも、隣のお墓との隙間を考え、
型枠の位置を慎重に決めました。

こうした区画では、石材を運び込んでからの
作業スペースも限られています。

そのため、店で済ませられる加工は
できるだけ事前に済ませておきたいところです。

そうすることで、現場では石材の運搬や据付に
時間を使うことができます。

今日は雨の予報で現場作業を見合わせましたが、
その分、店での準備を進めることができました。

今後は天候を見ながら、他の工事とも並行して、
外柵や石塔の据付工事へと進めていきます。

では。


【関連記事】
※都営雑司ヶ谷霊園で進めている新規建墓工事の様子を、順を追って紹介しています。
・根切りから基礎コンクリート打設まで
・石材の検品と据付前の下ごしらえ

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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