川崎市多摩区の寺院墓地で新規建墓工事。外柵据え付けに入りました
2026年4月22日(水)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
川崎市多摩区の寺院墓地で進めている
新規建墓工事の続きです。
前回の基礎コンクリート打設から、
10日以上の養生期間を置きました。
コンクリートが十分に落ち着いてから、
次の工程に入ります。

据え付けの前に
養生を終えた基礎コンクリートの表面には、
レイタンスという薄い層が出ています。
そのままだと石との密着が悪くなるので、
ワイヤーブラシで削り取って
下地を整えるところから始めます。
そのあと、前通りを出して、
レーザーで直角を確認しながら地墨を打ち、
据え付けの基準を決めます。
コンクリート面にはエマルジョンを塗布して、
乾いてから据え付け開始です。
石を据え始めるまでに、
こういう準備の時間がかかります。
寺院墓地では、こういうことがあります。
隣接する墓所の前通りや直角が、
微妙にずれていることがあります。
左右のお墓も、建てられた時期や納まり方が
少しずつ違うので、お墓の前通りが
完全に一直線とは限りません。
今回は左側の墓所が御影石で、
基準に取りやすいこともあり、
そちらをある程度基準にしながら
位置を出して据えています。
大事なのは、完成したときに
違和感のない納まりにする。
ここは建墓工事では、とても大事なところです。

カニクレーンなし、すべて人力
今回の墓地は、通路が比較的狭いため、
カニクレーンを入れていません。
すべて人力での据え付けです。
昨日は外柵の根石と、
納骨室の仕切りの石まで据えました。
今日は、納骨室の入り口になる石と
屋根になる天板の据付けです。
据えた石の数としては昨日より少ないですが、
天板は200キロを超えます。
石はぶつけるとすぐに欠けてしまうので、
慎重に扱わなければなりません。
かといって、この現場の状況では
200キロ超えの石を二人でよいしょと
持ち上げるのも困難です。
今回は運搬車を持ち込んで、荷台から石を
少しずつずらしていきます。
ただ、一気にドカンとは倒せません。
左右にお墓があるので、ぶつけたら
石が欠けてしまいます。
二人で石を押さえながら、
もう一人がGRABOという電動吸盤を
石の真ん中に吸着させ、引っ張りながら
そっと下ろしていきます。

GRABOは本来、石を持ち上げるための道具で、
小さな石材なら実際にそうやって使います。
ただ、今回のような作業では、
持ち上げるのではなく、
石の動きをコントロールする使い方になります。
なんとか無事に据え付け完了。
正直、ほっとしました。
カニクレーンが入れない現場では、
こうやって道具と段取りで
一つずつ乗り越えていきます。
外柵の石はOW-1
今回の外柵に使っているのは、
OW-1というカンボジア産の白御影石です。
少し青みを感じさせる色味が特徴で、
比較的新しい石ですが、
使用実績もかなり増えてきています。
石と石の接合部は、コーキングでの接着と、
L字金具での固定を併用しています。
接着だけでも、金具だけでもなく、
両方で持たせます。
納骨室まわり

納骨室の壁面には、
ステンレス製の換気口を取り付けています。
納骨室内の湿気を緩和させるためのものです。
経験上ではありますが、これを付けることで
結露の状況もだいぶ違います。
納骨室の中を覗くと、
基礎工事のときに据えた改良マスが
そのまま見えます。
ここから地面と繋がっている形です。
今日は天板まで施工して、
納骨室内にも潜り込んで目地まで
済ませてきました。
これでだいぶ形になってきたと思います。
形になってきました
まだ石塔は載っていませんが、
ここまで来ればあと一息。
お墓としての姿が見えてきました。
ただ、この現場はいったん明日で一区切り。
このあとはこちらを離れて、
川崎市営緑ヶ丘霊園での新規建墓工事に
取り掛かります。
そちらの様子も、
また改めてお伝えできればと思います。
では。
【関連記事】
①寺院墓地で新規建墓工事に着工
②鉄筋を組んでコンクリートを打ちました
③外柵据え付けに入りました
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