お盆にお墓参りへ行けなかった人へ
2026年8月16日(日)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
お盆休みも今日でおしまい。
そんな方も多かろうと思います。
お盆にご先祖様のお墓参り。
とても、いいことだと思っています。
お参りに行けるのなら、行ってあげた方がいい。
ただ、
「お盆だから行かなければならない」
としてしまうと、少し違う気がします。
今年のお盆を、
落ち着いて迎えられなかった家が、
少なくなかったと思います。
熊本では、7月末の地震の被害が残ったまま、
余震の続く中でのお盆でした。
関東でも、
お盆の最中に千葉で記録的な豪雨があり、
道が水に浸かり、電車も止まりました。
お墓参りに行きたくても行けなかった人が、
現実にいたはずです。
また、それは災害だけが理由ではないでしょう。
お盆こそ休めない仕事もあります。
医療も介護も、交通も、
お店を開けているところも。
遠くにお墓があって、どうしても都合が
つかなかった人だっているはずです。
まして、余震の残る場所や、
災害の爪痕が残るなかで、
決して無理すべきではありません。
手を合わせに行った先で自分が怪我をしては、
亡くなった方がいちばん心を痛めます。
そんなときまで、
「お盆に行けなかった」
と後ろめたく思う必要はない。
私はそう思います。
お盆に行けなかったからといって、
今年のお墓参りが
終わってしまったわけではありません。
お墓参りに行かなきゃと思っていたのに、
どうしても行くことができなかった。
ご先祖様はきっとそうした事情も
理解してくれているはずです。
だとしたら、
一週間遅れてお参りしたって、
ひと月遅れたって、
かまわないではありませんか。
お盆に無理だったのなら、
来月には秋のお彼岸だってあります。
もちろん月命日でもいい。
近くまで行ったときでも、
少し時間ができた日でもいい。
何かの折に、
「そうだ、お墓参りへ行こう」
と思ったときに行けばいいのだと思います。

大事なのは、義務だから行くのではなく、
行って手を合わせることで、
自分の中にも少し区切りがつくこと。
それにより、安心できること。
そこなのだと思います。
「ああ、来てよかった」
そう思って帰れるなら、それで十分です。
亡くなった方のために手を合わせる。
ご先祖様にも喜んでもらい、
こちらの心もどこか安らぐ。
言ってみれば、それは
先祖と子孫の小さな「幸せの交換」です。
都合よい解釈だと言われる方もいるでしょう。
それでも、それでいいのだと、
私は思っています。
線香を一本あげに行くのに、
間に合う間に合わないはありません。
お盆だからと、無理をして行くこともない。
行けなかったのなら、行けるときに行けばいい。
そう思っています。
では。
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