連結外柵の片側解体工事が完了!既存石材の再加工には手間がかかりました
2026年10月19日(月)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
昨日は茨城県日立市での講演を終え、
今朝早く帰ってきました。
そのまま今日は、仕掛かり中の
連結外柵の片側解体工事の現場へ。
今日は均石を据え付け、羽目石を切削、
墓誌も据え付けて納めました。
さすがに疲れましたが、
長くかかっていた工事も、区切りになります。
既存の石材を一本ずつ加工する

写真は、羽目石をオフカット(切削機)で
切削加工しているところです。
長さを切り詰めるほか、
納まりに合わせてR加工を施したりしました。
例えば一カ所だけなら現場加工もできますが、
切削する箇所が多ければ、店に持ち帰って
切削機で挽いた方が、正確に加工できます。
結果的にはこの方が、早く仕上げられます。
今回は根石や均石も同様に、一本一本、
切削機で挽いて寸法を整えてから、
現場で据え付けてきました。
こういう時、店にオフカットがあるのは
本当に助かります。
古いお墓は寸法どおりとは限らない
古いお墓の修繕や改修工事でもそうですが、
既存の石材がすべて規格どおりの寸法で
造られているとは限らないものです。
同じように見える石でも、一本一本、
微妙に寸法が違っていたりします。
今では新しい石材で外柵を造る場合、
あらかじめ正確に寸法を決めて、
加工してから据え付け作業に入ります。
しかし、古い石材を再利用する場合は、
実際に据え付けながら納まりを
確かめていくことになります。
ある程度石を据え付けたところで、
最後に残った部分の寸法を測り、
それに合わせて石を加工する。
今回も、こうした作業を繰り返しながら
少しずつ進めてきました。
既存の石材を再利用する工事は、
やはり考えるより時間がかかるものです。
連結から一軒分の外柵へ
前回据え付けた根石の上に均石が載り、
さらに羽目石を据えて、
外柵全体が出来上がりました。
もともと二軒でつながっていた外柵です。
その片側を解体して、切り分ける。
石塔や納骨室は動かさずに、
階段の移設から根石、均石の据付まで、
解体した側から取り外した石材も
利用しました。
完全に左右対称とまではいきませんが、
お参りをするのに支障はありません。
違和感のない程度に仕上がったと思います。
解体を終えて、外柵が納まりました

左側は解体を終えて、更地になりました。
右側のお墓も、二軒で共有していた外柵を
一軒分として納め直すことができました。
仕事の前に想定した通り、最初の解体から
なかなか苦労した工事でした。
モルタルやコンクリートで固められた
古い石材を取り外し、切削加工して、
一つずつ据え付けていく。
時間も手間もかかりましたが、
ようやく外柵が納まりました。
あとは明日、目地を仕上げて清掃を行って、
すべての作業が終了になります。
これで今回の工事についての報告は
一区切りです。
では。
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