「お墓があってよかった」という声も、もっと聞きたい

2026年10月25日(日)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

第1回墓マイラー学会と題する催しに
足を運んできました。

カジポン・マルコ・残月さんをはじめ、
お墓に強い関心を持つ皆さんから、
いろいろと興味深い話を伺いました。

詳しい内容は控えますが、
二日続けてこうした方々と接しているうちに、
以前から感じていたことを、
また考えさせられました。

「墓じまいをしてよかった」という声

最近、お墓の話題というと、
どうしても墓じまいに関するものが目立ちます。

墓じまいを終えて安心した、
肩の荷が下りたという話もよく聞かれます。

実際、私たち石屋も、
新しくお墓を建てる仕事に加えて、
古いお墓を解体する仕事が増えています。

お墓を建てるにも、守り続けるにも、
今の時代は何かと大変です。

でも、そんな話を聞いていると、
いつも思うことがあります。

「お墓があってよかった」という声は、
もっとあってもいいんじゃないだろうか。

当たり前にあるものだからこそ

墓じまいが済めば、
長い間気になっていた問題が片付きます。

将来の心配が一つ減れば、
ほっとするのも当然でしょう。

一方、お墓があってよかったという気持ちは、
普段のお墓参りの中に
溶け込んでいるのかもしれません。

お盆やお彼岸になれば、
当たり前のようにお墓に出かける。

そんなことを長年続けていれば、
わざわざ「お墓があってよかった」と
口にする機会も少ないのでしょう。

でも、声が聞こえてこないだけで、
そう思っている人は
きっとたくさんいるはずです。

お墓に心を寄せる人たち

昨日と今日の二日間、
お墓に関心を持つ人たちと接していて、
何だかうれしくなりました。

今日の学会では、
カジポンさんのご実家のお墓の写真も
紹介されました。

江戸時代からの古い墓石が並んでいて、
ご自身のご先祖のお墓も
大切にされていることが伝わってきました。

歴史上の人物のお墓を訪ね、
国内海外を問わず動いている
カジポンさんが、
自分の家のお墓も大切にしている。

そのことが、私にはとても印象に残りました。

お墓を取り巻く状況が厳しくなっている中で、
こうした人たちがいることを
私は心強く感じます。

もっと聞こえてきてほしい声

長年大切にしてきたお墓を、
事情があって解体することもあります。

でも、そんなお墓にも、
家族が何十年と手を合わせてきた
時間があったはずです。

墓じまいを決断した人の中にも、
お墓があってよかったと思える時間が
あったのではないでしょうか。

今は「墓じまいをしてよかった」
という声が目立ちます。

だからこそ、私は

「お墓があってよかった」

そんな声も、もっと世の中に
出てきてほしいと思っています。

昨日の巡礼会と今日の学会を通して、
あらためてそんなことを感じた二日間でした。

では。


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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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