早野聖地公園 芝生型墓所の名板・墓誌・花立を取り付けました


2022年2月25日(金)


こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

急に春めいた陽気になってきましたね。今日は川崎市営霊園の早野聖地公園に行き、芝生型墓所の施工を行ってきました。

ここのお墓はごらんのように納骨室と名板をはめ込む大理石、そして黒御影石が最初から取り付けられています。この状態で貸し出しが行われるということです。

白かった大理石もだいぶ黒ずみが目立ちますね。手前の黒御影石にも汚れが乗っています。作業はまずこれらの清掃・クリーニングからになります。

干からびた汚れなどを取り除いて洗浄スタート。御影石に比べると大理石はよりデリケートな性質の石。必要以上に傷めることがないよう、大理石に向いた洗剤などを使用して作業します。

作業に夢中になって今回の洗浄写真を撮り忘れてしまいました(汗)

なので以前に同じ作業をしたときの写真を…

この写真の時は結構きれいになってくれました。しかし今回は…結論から言うと付着した汚れが思ったよりも頑固。

数度洗浄してみましたが完全に黒ずみが抜けきりませんでした。今日のところはある程度きれいになったところで最後に水洗い。乾燥後に名板や墓誌を取り付けます。

いきなり完成写真(笑)

インド産のクンナムという黒御影石で作った名板・墓誌・花立です。名板の家名はふち彫りという彫り方。文字のアウトラインを深めに彫って文字自体は浅めに。水がたまりにくく、文字が見やすいのが特徴です。

また名板のように薄めの石には適した彫り方でもありますね。通常の彫り込む彫刻では、文字を深く彫ることで石が薄くなる部分ができてしまいますので。

花立の正面には家紋を、背面には建立年月や施主名を刻んであります。

墓誌の台になっている新しい大理石を欠損させたりしなくて一安心です。無事に取付け作業そのものは完了しました。あとはステンレスの花筒を取り付ければ完成ですね。

ちなみに側面からはこちら。

こうしてみると大理石もまあまあ綺麗(実はクリーニング、3時間と少し作業しています)にはなっています。でも、やっぱりまだ少し気になります。

実は今日は花筒を忘れてしまったので、後日持参しながら大理石のクリーニングを再度行うことにしました。洗剤が早く乾かないよう、湿布などをしてみようと思っています。

施主様にご報告すると、ご納骨はもう少し温かくなってきてからということでした。

再度のクリーニング、なんとか効果があるといいと思います。

今回は芝生型墓所のご注文をいただきまして、誠にありがとうございました

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

似顔絵(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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