火葬の日に、必ず納骨しなければならないわけではありません
2026年7月4日(土)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
今日は、納骨をいつするかについてのお話です。
うちの場合、ご依頼をいただくなかで多いのは、
四十九日などの法事に合わせての納骨です。
ただ時には、火葬をしたその日に、
そのままお墓へ納骨される場合もあります。
これはどちらが正しい、
ということではありません。
納骨の時期は、地域によっても違いますし、
その家その家で、
これまでどうされてきたかによっても違います。
例えば、同じ登戸周辺であっても、火葬のあとに
そのまま納骨することが多い地域もあれば、
法事に合わせて納骨することが多い地域も
あります。
同じ地域であっても、
その家で続いてきたやり方によって、
納骨の時期が変わることもあります。
ご親族が集まりやすい日程や、
ご家族のお考えもあるでしょう。
ただ、一つだけ
お伝えしておきたいことがあります。
火葬をしたその日に、
必ず納骨しなければならない
というわけではない、ということです。
葬儀を終え、火葬をして、その流れのまま、
その日のうちに納骨まで済ませたい。
そう思われる方もいらっしゃる。
また、その日にしかご親族が集まれない、
遠方で何度も足を運ぶのが難しいなど、
当日に納骨せざるを得ない事情のある方も
おられます。
もちろんそれも、自然な形です。
けれどその一方で、
「早く納めてあげなければ」と、
気持ちのうえで急いておられる方もいます。
その日に納めるものだと思っておられる方も、
少なくないのではないでしょうか。
お骨をしばらく手元に置いておくことに、
どこか落ち着かないものを感じてしまう。
そのお気持ちは、よくわかります。
ただそこは、
そんなに急がなくても大丈夫なのですよ、
とお伝えしたいのです。
土葬が多かった時代とは違い、
今は火葬をしたお骨を納める形です。
その日のうちに、と決めてしまわなくてもいい。
これが慌てなくていいという理由です。
では、法事までお骨をどうするか。
まず、
自宅にそのまま安置しておいて、構いません。
お寺によっては、本堂などで
一時的にお預かりくださる場合もあります。
置き場所のことで気を揉まれなくても、
大丈夫なのです。
その間に、戒名の追加彫刻を
済ませておくこともできますし、
葬儀当日に時間に追われることなく、
あらためてご親族で集まって、
静かに納骨に臨むこともできます。

そしてもうひとつ。
これは、あくまで私の個人的な考えですが…。
例えば、長く施設に入っておられたり、
体を悪くして入院されていたりした方であれば、
少しのあいだ自宅に置いてさしあげる、
というのも、いいのではないかと思うのです。
長く家を離れておられたのなら、
しばらく家に帰ってきていただく。
そういう時間があっても、
私はいいのではないかと思っています。
もちろん、
そうは思われないご家庭もあるでしょう。
でも、それはそれで構わないのです。
先日も、葬儀当日の納骨についての
ご依頼をいただいていました。
ちょうど台風の影響が心配されていて、
当日にならないと予定が読みにくい状況でした。
その時は、無理にその日に納骨するより、
法事に合わせてはいかがでしょうと、
お話ししました。
その時のご家族の事情や、お寺のお考え、
お墓の状況、天候など。
そういったものを含めて、
無理のない形を選ばれればよいと思います。
大切なのは、「その日に済ませなければ」と、
最初から一つに決めつけて、焦らないこと。
これではないかと思います。
納骨は、ご家族にとって大切な区切りの日です。
納骨の日程を決めるとき、
もし迷われることがありましたら、
今日の話を参考にしてみてください。
では。
【あわせてお読みください】
・納骨と戒名の追加彫刻──依頼の前に整理しておきたいこと
・ご納骨の日程は、決める前に一度ご連絡ください
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
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