納骨と戒名彫刻──施主から直接、石屋に連絡してほしい理由

2026年4月4日(土)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

今日は納骨が一件。明日は二件入っています。
週末もいくつかご依頼をいただいていて、
この時期は納骨の仕事が続いています。

そんなこともあって、
今日は納骨と戒名彫刻の手配について、
少し実務的なことを書いてみます。

ご家族が亡くなられて、
四十九日や一周忌に合わせて
納骨をすることになったとき、
「石屋にはどうやって頼めばいいのか」
ここがよく分からない、
という方は少なくありません。

実際には、施主の方から直接、
「○月○日に納骨なので、
それまでに戒名彫刻をお願いします」
「当日の納骨の立ち会いをお願いします」
というお電話をいただくことが多いです。

一方で、お寺さんのほうから
直接、石屋へ連絡が来ることもあります。

もちろん、お寺経由でも段取りが
進まないわけではありません。

ただ、納骨と戒名彫刻の手配は、
できれば施主の方から直接、
石屋へ連絡してもらうのが確実です。

今日はその理由を書きます。

お寺経由でも進むが、直接の方が確実

お寺さんから石屋へ連絡が来ること自体は、
珍しいことではありません。

それで問題なく準備が進むことがほとんどです。

ただ、私は施主の方から直接連絡を
いただく方が、より良いと思っています。

理由は単純で、
そのほうが行き違いが少ないからです。

お寺さんも、日々たくさんの法事や供養に
対応されています。

その中で石屋への連絡も
してくださるわけですが、
どれだけきちんとしていても、伝え忘れや
行き違いが絶対にないとは言えません。

これは、お寺さんが悪い、
と言っているのではありません。

人がひとり間に入れば、
それだけ伝言が一回増える、ということです。

納骨や戒名彫刻は、
日にちや内容を間違えてはならない仕事です。

だから最初の連絡は、
できるだけシンプルな方がいい。
私はそう思っています。

石屋と施主が直接つながっていることが大事

お寺経由だけで話が来ると、石屋のほうでは
施主の方の連絡先が分からないことがあります。

すると、こちらも困る場面があります。

たとえば納骨の前にお墓を見に行って、
お墓に何かしらの不具合がある、
花立や香炉まわりに気になるところがある、
目地の傷みが見える、

そういうことがあっても、
施主の方に直接お伝えしづらいからです。

こちらとしては、
「今回は何とか大丈夫そうです」
「次回までには、手直ししましょう」
「今のうちに手を入れておいた方が安心です」
そういう話もできたほうがいいと思っています。

ただ、直接つながっていなければ、
それがやりにくい。

石屋は、ただご法事当日にお墓に行き、
納骨口を開け閉めするだけではありません。

お墓の状態を見て、必要があれば
今後のための提案もできます。

だからこそ、
施主の方と直接連絡が取れる状態の方が、
結果的には安心だと思います。

戒名彫刻の情報は、施主から直接もらいたい

戒名彫刻で特に大事なのは、
文字情報の正確さです。

戒名(あるいは法名)、
俗名、
没年月日、
行年。

こうした内容は、いったん石に彫れば
簡単には直せません。

だから私は、この情報はなるべく施主の方から
直接もらいたいと思っています。

お寺さんから聞いているから大丈夫、
という考え方もあるかもしれません。

ですが、お寺に記録があるからといって、
それで絶対に間違いがないとは言えません。
人が書き写す以上、
誤字脱字や記載違いが起きることはあります。

これは、皆が気をつけていても、
起きるときは起きます。

それなら最初から、施主の方から直接、
確認できる形でもらった方が確実です。

位牌の写真はLINEで送るのが一番ラク

文字情報をもらう方法としては、

白木位牌の写真、あるいは本位牌の写真を、
LINEで送ってもらうのが一番確実です。

LINEは、ホームページの公式LINEから
ご利用いただけます。

できれば表だけでなく、
裏もお願いしたいです。

裏側に俗名や行年が
書かれていることもあるからです。

もし位牌がなければ、
仏具店に位牌作製をお願いした
依頼書のようなものでも構いません。

とにかく、こちらが見て確認できる形で
送っていただく。

これが大事です。

書き写す回数が一回減るだけで、
誤字脱字のリスクはかなり下がります。

電話だけで全部済ませようとするより、
写真で確認しながら進めた方が安心です。

戒名を彫る位置も、直接確認したい

もう一つ。
意外と見落とされがちなのが、
戒名をどの位置に彫るかということです。

すでに何名か刻まれているお墓であれば、
次はどこへ入れるのか。

刻まれている戒名のすぐ横なのか、
一行あけるのか。
どういう並びで考えるか。

石屋の側で常識的に判断はできますが、
ご家族の考えや、その家ごとの事情もあります。
続柄などもふまえて考えたいこともあります。

そうしたことは、
施主の方と直接話せた方が確認が早いです。

お寺さんを通して何度も伝言するより、
直接確認した方が間違いも起きにくいです。

納骨の日程が決まったら、必ず石屋にも連絡を

納骨の日程が決まったら、
まずは電話で石屋に連絡する。

そのうえで、戒名彫刻が必要なら、
位牌の写真などをLINEで送る。

あわせて、
当日の納骨立ち会いや開閉について相談する。

納骨や戒名の追加彫刻について、
もう少し実務的な流れを書いた記事も
ありますので、
こちらも参考になればと思います。
納骨と戒名の追加彫刻──依頼の前に整理しておきたいこと

この流れにしてもらうのが、一番分かりやすく、
間違いのない段取りができます。

「こういうことは、
お寺さんが石屋に言うものだろう」
そう思っておられる方も多いのですが、
施主の方から直接連絡をもらった方が、
確認も行き届きやすく、間違いも減らせます。

納骨も戒名彫刻も、
やり直しのきかないことです。

だからこそ、納骨と戒名彫刻の連絡は、
施主さんから直接いただきたい。

私はそうお願いしたいと思っています。

では。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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