古くなったステンレス花筒を交換しました
2026年8月21日(金)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
よくあるご相談のひとつに、
お墓の花筒交換があります。
古くなったプラスチック製の花筒が
割れたり傷んだりして、
ステンレス製に交換するケースが多いのですが、
ステンレス製でも、
長く使っていれば傷みは出てきます。
先日伺ったお墓では、中央の石塔に
ネジ込み式のステンレス花筒が付いていました。

今回、花筒を交換したお墓。中央の黒っぽい石塔の花筒を交換しました。
施工からかなり年数が経っているもので、
長く使ううちにネジの部分が摩耗し、
少しガタつきが出ていました。

近くのお墓に付いていた同じタイプのネジ込み式花筒。今回、中央の石塔に付いていたものは、これより少し丈の長いタイプでした。
同じ墓所には小さな石塔も何基かあり、
そちらの花筒は以前に新しいステンレス製へ
交換しています。
同じようなネジ込み式ですが、
中央のものとは少し形が違い、
下の部分が膨らんだタイプです。
お施主様は、
中央の古い花筒が使いにくくなったため、
小さな石塔に付いている花筒を
中央の石塔で使っていたそうです。
ただ、同じネジ込み式の花筒でも、
すべて同じ規格というわけではありません。
ネジの径やピッチなどが違えば、
そのままではきちんと合いません。
今回も、アルミホイルのようなものを挟み、
調整しながら使っていらっしゃいました。
そこで中央の石塔についても、
古い花筒を座金ごと取り外して、
小さな石塔に使っているものと
同じタイプの花筒へ交換することになりました。

中央の石塔も、左右の小さな石塔と同じタイプの花筒へ交換しました。
ネジ込み式にも規格の違いがあります
ステンレス製で、
同じようなネジ込み式に見えても、
花筒にはいくつかの規格があります。
古いものと現在使われているものでは、
ネジの径やピッチが違うこともあります。
そのため交換するときには、
今付いている花筒だけでなく、
取り付け部分の寸法も確認する必要があります。
ネジ込み式で交換するか、落とし込み式へ変えるか
花筒を交換するときには、
当店では大きく2つの方法があります。
ひとつは今あるものを取り外し、
そのまま新しいネジ込み式に交換する方法です。
現場で交換できる場合がほとんどで、
費用も比較的抑えられます。
もうひとつは、花立(切出し水鉢)の石を
いったん外して工場へ持ち帰り、
穴を開け直して、落とし込み式の花筒に
変更する方法です。
- 交換前
- 落とし込み式に交換後
ただ、どちらの方法をとる場合でも、
まずは花筒が取り付いている
石の状態を確認してからになります。
石に亀裂が入っていたり、
傷みが進んでいたりすると、
ネジ込み式でも落とし込み式でも
作業が難しいことがあります。
花筒だけを見て交換方法を決めるのではなく、
花筒が取り付いている石の状態も見ながら、
どの方法が適しているかを考えます。
落とし込み式は、ネジを回す必要がありません。
花筒を引き抜けば、そのまま水を捨てたり
中を洗ったりできるので、
長く使うことを考えると扱いやすい方法です。
ネジが摩耗する心配もありません。
ただし、石を外し工場へ持ち帰って加工し、
もう一度据え直す作業が必要になります。
その分、ネジ込み式の花筒だけを交換するより
費用は高くなります。
費用を抑えてネジ込み式で交換するか。
あるいは、少し費用をかけても、
これからの使いやすさを考えて
落とし込み式に変えるか。
そこは、お墓の状態や
これからどのくらい使っていくのかを考えながら
決めればいいと思います。
お施主様が気になっていたところも直しました
今回は花筒の交換とあわせて、
同じ墓所にある小さな石塔3基の
ガタつきも直しました。
お墓を長く使っていると、
少しずつ手を入れた方がいいところが
出てきます。
花筒がガタつく。ネジが合わない。
石塔を触ると少し動く。
気になってはいるけれど、
そのまま使っていることもあると思います。
大掛かりな工事をするほどではなくても、
使いにくくなったところを一つずつ直していく。
それも、お墓を長く使っていくための
方法の一つです。
花筒交換の費用については、
ホームページのトップページ下部にある
「主な費用のめやす」に掲載しています。
花筒の規格や石の状態によっても
選べる方法は変わってきます。
花筒の交換をお考えの場合は、
まず現在の状態を確認してからのご案内になります。
では。
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