お墓の解体や墓じまいの見積もりが、簡単ではない理由
2026年4月18日(土)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
今日は定休日でしたが、事務所でいくつか
見積もりと図面の作成をしていました。
その中には、
お墓の解体に関わる案件もありました。
お墓の解体や墓じまいのご相談では、
まず金額が気になるのは当然だと思います。
ただ、この仕事は現地を見ても、
すぐにきっちりした見積もりを出すのが
簡単ではないことがあります。
というのも、お墓の解体工事には
実際に手を付けてみないと分からない部分が
あるからです。
もちろん、現地を見て、寸法を測って、
見える範囲はできるだけ細かく拾います。
ただ、それでも土の中やブラインドの部分、
つまり、見えないところまでは読めません。
たとえば今回も、
一件は親戚同士で一つの外柵の中に建っていて、
そのうちの一件だけを壊すという話でした。
こうなると、ただ解体するだけでは済まず、
残す側をどう納めるかまでを、しっかりと
考えなければいけません。

また、別の案件は、
裏や隣のお墓と基礎がどう絡んでいるのか、
実際に手を付けるまで見えてこない現場です。
どこまで独立していて、
どこから影響が出るのか。
見た目だけでは判断しきれない部分があります。
そして、基本的にお墓は壊すことを前提に
作ってはおりません。
そのため構造や据え方によっては、
一部だけを外すのが難しいことがあります。
解体の見積もりは、
いつでも同じように読める仕事ではありません。
単独で素直に外せるお墓もあれば、
いざ手を付けてみたら、
思った以上に周りとの関係を見ながら
進めないといけないこともあります。
石は、カステラを包丁で切るように、
きれいにすぱっと切れるものではありません。
慎重に進めても、
外してみないと分からないことや、
想定以上に手がかかることがあります。
万全を期して気をつけていても、
想定外のところで
石が割れてしまうことさえあります。
だからこそ、
電話だけですぐに金額を言い切るのが
難しい場合がありますし、
現地を見たあとでも、
幅を持たせた説明になることがあります。
できるだけ無理のない見積もりを
出そうとすれば、
そうならざるを得ないからです。
安ければいい、早ければいい、
という話ではなく、どこまで見えていて、
どこから先はやってみないと分からないのか。
そこをきちんと伝えることも、
石屋の仕事として大事なことだと思っています。
墓じまいやお墓の解体を考えるときは、
金額だけでなく、見積もりの前提が
どこまで確認されているのかも、
少し気にしていただけたらと思います。
では。
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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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