川崎市多摩区の吉澤石材店です。

年内の最終営業日。午後から麻生区のお寺まで、年内最後のご納骨に行ってきました。

川崎市では火葬場が混雑していることもあって、暮れのこの時期のご納骨になりました。お施主様、ご親戚も大変だったことと思います。

作業の方は前もって拝石(納骨室の蓋)をあけておいたので、滞りなく進めることができました。

建立年が古めのお墓の場合ですが、この事前の準備をしておかないと当日慌ててしまうことがあったりもします。

今日のお墓の拝石はこちら。納骨後に目地をしたところの写真ですが。

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材質は鉄平石。長野県産の安山岩です。

上から見るとそれなりに平らになっていますね。ですが、この石の拝石では裏側が平らではない場合があります。

といっても、デコボコというイメージではなく、こんな雰囲気なんです。

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所々が剥がれたようになっている部分もあるし、とにかく平坦ではない、というイメージ。

これを納骨室の入り口部分に置いても、相応のガタ付きが出てしまいます。なので、モルタルを置いたり(敷きトロなどと呼んでいます)、石をかませたりしてガタ付きを抑えてから目地をすることになります。

そうなるとモルタルの量も多く使う用になりますが、何より必要以上に納骨室上部にモルタルがへばりついてしまうことがあります。

そうなると次の納骨時、納骨室の天端面(拝石と接する面のこと)を痛めてしまう可能性が高くなるんです。

特にコンクリート製納骨室の場合が要注意ですね。モルタルとの相性がいいので、残存モルタルを除去しているうちに一緒に破損させてしまいかねないということです。

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何しろ、こんなに厚みが違ったりするんです。鉄平石は剥がれるように割れる性質があるので、拝石自体も古くなると破損しやすいですね。

今回のご納骨が上手くいったとしても、次回の時には納骨室、あるいは拝石のいずれかが破損することは十分想定されます。

ではどうすればいいのでしょうか。

こんな時、解決策としては御影石製の拝石と交換することを提案したいです。手軽なリフォームという事でしょうかね。

御影石製拝石ならば、必要以上に取り外しに苦労することはありません。そして長く使っていくことができます。

もし、納骨室の天端が破損しているようならば、同じく御影石で縁石(ふちいし)を取り付けるのもいいかもしれませんよ。

縁を取り付けることで、周囲の土よりも入り口が少し高くなります。当然周囲の土が納骨室に流れ込むことも防げますし、破損した部分があったとしても、隠れることになります。

それに見た目も立派になりますね。

今回のお墓では、以前の納骨時に少し納骨室天端が傷んでいたようです。鉄平石拝石にも亀裂が入っていたので、この提案をお施主様にさせていただきました。

年が明けたらお戒名彫刻もすることになります。併せてその作業をしてみたいと思います。

また、よろしくお願いします。


実際に行ったリフォーム工事の様子を書き足しました。(1/16)
川崎市麻生区 お墓のリフォーム工事 その①

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