狛江市 外柵リフォームのお墓。仕上げの目地にもこだわっています。
こんばんは。川崎市の吉澤石材店です。
さて、この二日間は石材業界関連の会合が続きました。その間、天候も雨のために工事が大きく進捗することはありませんでしたが、今日は夏を思わせるような天気。
工事中の狛江市の寺院様で、二軒分の外柵工事を進めてきました。
こちらの外柵は羽目石(はめいし)と呼ばれる囲いの部分と塔婆立てを据付けました。これら石同士の結合には通称コーキングと呼ぶ変性シリコン系の接着剤を使います。この接着剤は据付ける石が乾燥していることが大前提です。
また入口の敷石も据付けたのでグッと締まって見えますね。寸法なども事前の検品で問題なしです。いよいよ形になってきました。
細かい部分も手を抜きません。なんとか作業できるところは徹底的にやります。上の写真の黄色い丸の部分、隣のお墓との境部分の拡大したところが下の写真。
工夫しながら目地にコーキングを充填させて仕上げます。まったく指も道具も入らない部分はさすがにできませんが、けっこう頑張ってやれていると自負しています。
今日は直射日光に照らされ、かなり熱くなっていました。とてもずっと触っていられません。これからの時期は石そのものの熱や日射の影響でコーキングの乾きも早くなります。手早く、少しずつ仕上げていく形になります。
目地の仕上げの良し悪しもかなり見た目に影響するものです。このあたりの品質にもこだわって、なるべくよく仕上げていきたいと思います。
明日は会社は定休の土曜日、先日建立した石塔の開眼供養とお引き渡しになります。あまり暑くならないことを願っています。
また、よろしくお願いします。
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