川崎市 多摩区の寺院墓地。香炉の設置と石塔文字のクリーニングをしました


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こんにちは、川崎市の石屋、吉澤石材店です。

今日、川崎市多摩区はかなり強めの雨に見舞われました。午後からは雨も通り過ぎ、事務所から空を眺めると今は雲一つないような天気になっています。明日は現場に出たいものです。

さて、昨日のブログの続きになりますが、グレー系の石塔前に作りたての香炉を設置してきました。同系統の石種なので違和感なく収まっていると思います。新しいのでかなりツヤが出ていますね。

雨があがったので、あわせて石塔に刻んだ正面文字の掃除も行ってみました。わかりにくいですが、緑色にコケがはえています。お施主様も気にされていましたが、お墓のうちどうしても汚れが付きやすい場所の一つです。

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これをコケ用の薬品を使用して歯ブラシで丁寧にこすってみました。これは二度目の洗浄ですが、残った苔が反応しているのがわかります。IMG_9205

多量の水で洗い流して完了。字底のコケはきれいに落ちましたが、少し文字が見にくく感じてしまいます。そこで白ラッカーを薄めに溶いて文字に入れてみました。(正面文字への色入れは石の種類によって時々行います)

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あまり濃く白を入れ過ぎると文字ばかりが浮き出てしまうので、このくらいがいいと私は思います。

でも、色の濃さは地域によっても変わりますし、石材店によっても考え方はいろいろなので決まりがあるわけではありません。ちなみに弊社のある川崎市近郊では、ハッキリクッキリという石塔はあまり多く見かけないと思います。

これで日曜の三回忌をきれいな状態で迎えていただけます。明日は狛江市のお墓工事をある程度終わらせてくる予定です。

また、よろしくお願いします。


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