イメージを膨らませる作業、お墓の設計


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午前中に施工させていただいたお墓の引渡し・ご納骨に行ってきました。

石屋として一番ホッとする、そして一番気になる(お施主様方がどんな反応をされるのか)瞬間でもあります。

こちらのお墓は敷地サイズや周囲のお墓の雰囲気を考慮して、カロート(納骨室)の形式が異なる二種類の提案をさせていただきました。いずれの形も奇抜ではなく、オーソドックスなもの。打ち合わせの中で、両者の特徴についてしっかり説明し、石材店からの意見もお伝えしました。

結果として丘カロート型の外柵になりましたが、今日のお施主様や親戚の方の様子からすると正解だったように思います。私個人としても、限られた敷地サイズの中でも妙に窮屈な感じを覚えず、墓誌や香炉もうまく配置することができるので良いと感じていました。

外柵の高さもこのタイプとしては心もち高めに設計して、両隣のお墓と比べて見劣りしないようにしてみました。

図面を作って契約し、施工が終わってあらビックリ!というのでは困ります。そうならぬよう、現場を見て完成時のイメージを膨らませることが大切です。時々、このイメージがうまく膨らまずに苦しんだりもしているわけなのですが(笑)

ここ数日、少し体調不良気味でしたがどうやら乗り越えたようです。少し遅れた分、取り返せるようにしたいです。

また、よろしくお願いします。