川崎市多摩区の寺院墓地で新規建墓工事。石塔以外の石はすべて納まりました

2026年9月14日(月)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

今日は朝からきれいに晴れました。

このところは雨や曇りの日ばかりが続き、
天気予報と空ばかり気にしながら
工事を進めていた感じがします。

今日は少し暑いくらい。

それでも、雨の心配をせずに
仕事ができるだけでありがたい。

ようやく、待ちに待った現場日和です。

すでに根石と納骨室・敷石などを据え、
補強金具の取り付けも終わっています。

今日は、そこから外柵の羽目石(囲い)を
据え付けていきました。

まず、接着面の清掃からです。

砂ぼこりや石の切り粉が付いたままでは、
接着不良を起こしかねません。
パーツクリーナーを使い、接着面を
しっかりと清掃します。

そして、石と石が合わさる合口に、
接着剤を団子状に入れて据え付けます。

石が重なることで、この団子がつぶれて
接着面積を広くとることができます。

接着剤は、外気に触れる周囲の部分ほど
経年変化の影響を受けやすいと考えています。

だからこそ接着面積を広くとり、
内側に外気の影響を受けにくい部分を
しっかり残すようにする。

これは、接着剤の効果をしっかりと発揮させる
ためにも、長期的な耐久性を考える上でも
とても大切なところです。

また、外柵が敷石仕上げのため、
墓所に降った雨は地面に浸み込みません。

そのため、羽目石の下部をえぐって、
雨水を外に逃がせるように設計してあります。

黄色のマスキングテープは、そのえぐり部分
の目印です。

羽目を一枚ずつ据え、塔婆立も取り付けました。

外柵が組み上がってくると、
墓所全体の形が一気に見えてきます。

続いて、納骨室の上に芝台を据えました。

芝台は、納骨室の屋根になると同時に、
この上に載る石塔を受ける部材です。

ここでは、用途の違う三種類の接着剤を
使い分けて据え付けます。

その後、踏み石と縁石まで据え付けました。

縁石は地味な部材かもしれませんが、
敷石の上を流れる雨水を納骨室に
入れないための石でもあります。

縁石で止めて、羽目石のえぐりから外へ逃がす。
そんなイメージですね。

さて、
これで石塔以外の石はすべて納まりました。

本当は今日、石塔の中台や上台まで
載せてしまいたい気持ちもありました。

ただ、棹石(さおいし)の文字彫刻が
まだ終わっていません。

ここで中台と上台だけ据えても、
棹石のために、
もう一度現場に入ることになります。

それに、芝台を据えたばかりです。

その上に続けて重量を掛けて、
あとから芝台がわずかに下がるようなことは
避けたいところです。

あと一回現場へ入れば終わる工事だからこそ、
ここまで来て無理をする必要はありません。

カニクレーンの撤収なども考えて、
中台、上台、その上の棹石は次回まとめて
据えることにしました。

ここまで来ると、もう完成間近。
棹石の文字彫刻が仕上がってくれば、
次回は一気に据えられます。

今回の工事は、本当に空模様に振り回されて
しまいましたが、どうやら先は見えました。

あと一回。
ただ、明日もまた雨の予報が出ています。

雨の降らない日を見計らって、
しっかりと石塔の据え付けを行い、
終わりにしたいと思います。

では。


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⑦石塔以外の石はすべて納まりました

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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