お墓の石はどこから来るのか。採掘場の風景
2026年5月6日(水)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
GWの最終日。今日は昔訪れた、
石の採掘場(丁場という)の写真を
見返していました。

庵治石 採掘場
お墓に使われる石が、どこから来るのか。
皆さんは、
お墓として仕上がった姿だけを見ていると、
なかなか想像しにくいかもしれませんね。
私はこれまで、国内外を合わせて
三十か所以上の採掘場を訪ねてきました。
国内では、
庵治石、伊達冠石、稲田石、真壁石、大島石、
万成石、浮金石など。
海外では、中国各地の採掘場をはじめ、
インドのバンガロール周辺やクンナムにも
足を運びました。
採掘場の石は、完成した石塔とは
まったく違う表情をしています。
大きな岩盤をワイヤーソーで
切り出す石もあります。

浮金石 採掘場
発破をかけて採る石もあります。

天山石 採掘場
また、
ユンボでガラガラと掻き出すようにして、
原石を採掘する石もあります。

小松石 採掘場
ある採掘場では、
ジェットバーナーの轟音とともに、
岩盤を焼き切るようにして
石を採り出すのも見たことがあります。

大島石 採掘場
同じ「お墓の石」と言っても、
山の表情も、石の出方も、採り方も、
みな、それぞれ違います。

伊達冠石 採掘場
石塔として形になってしまうと、
その石がどんな場所から来たのかは、
なかなか見えなくなります。
でも、その前には山があり、採掘場があり、
石を切り出す人たちの仕事があります。
石は、自然の中から切り出してくるものです。
ですから、とても貴重な資源でもあります。

万成石 採掘場
当然のことですが、採れた石が、
すべて石塔になれるわけではありません。
傷があったり、サビがあったり、
石目が合わなかったりして、
使えない部分もたくさんあります。
石によっては、
色や石目を合わせるのが
とても難しいものもあります。
傷を選り分けるだけでも、
大変な手間がかかる石もあります。
その中から選り分けられ、
加工され、磨かれ、
ようやく石塔として形になる石は、
ほんの一部です。
山から産出された石が、人の手を経て、
誰かが手を合わせる石塔になる。
写真を見返しながら、あらためて、
石という素材に思いを馳せてみました。
では。
※写真の中には、かなり前に撮影したものもあります。現在、採掘を終えた採掘場や、採掘の様子が変わっている場所もあると思います。
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