磨かない石の魅力とは。叩き仕上げ五輪塔、川崎登戸に展示中です


2018年9月20日(木)


今日はお彼岸の入り。

予報ではこの一週間、23日を除いて少し雨が心配な様子。ただ、行楽向きではないかもしれませんが、お墓参りならそう問題もなさそうです。

そこにはあなたが来るのを待っている方がいます。ぜひ会いに行ってあげてください。

きっと何かしら感じられることがあるはずです。


さて!先日入荷した叩き仕上げの五輪塔ですが、工事にかかるまでの期間中を利用して展示場に組み上げてみました。

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奈良などで見かける真言律宗系の五輪塔をイメージした五輪塔です。

空風火水地の各部材の均整がとれ、とてもよく仕上がっていると思います。返り花(蓮華)などの装飾もなく、ひたすらシンプルなたたずまい。それが落ち着きを感じさせてくれます。

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叩き仕上げの石肌は、磨いた石肌とは全く違う石の表情を見せてくれます。磨き仕上げより、陰影に富んでいるように感じるのは私だけでしょうか?

また、石の温かみを実感させてもくれます。

後ろに写った磨き仕上げの五輪塔との対比も興味深いですね。

 

当たり前のことですが、お墓を建てる人にとって、亡くなられた家族は代えのきかない大切な存在であるはずです。

そんな大切な方の象徴としての叩き仕上げの五輪塔。

本磨き全盛の中で、きっと唯一無二の存在となってくれるでしょう。

10月中旬くらいまでは展示しておく予定です。短い期間ではありますが、こうした五輪塔に興味ある方には、ぜひご覧になっていただきたいです。

(※工事の段取りで、展示を終える時期が多少早まる可能性もあります。もしおいでの際には念のため、ご連絡ください)

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※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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