狛江市でのご納骨とお墓に刻んだ家紋の役割について


川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。

今日・明日と店舗はお休みをいただいております。でもご納骨案件が一件、11時から読経ということで狛江市のお寺さんまで行ってきました。

心配された雨もほとんど影響なく、用意したパラソルも活躍することなく終えることができました。いろいろ想定して用意をしていくわけですが、これに関しては空振りに終わってくれたほうが良いことなのでホッとしています。

ご納骨も無事に終わったあと、お施主様の親戚の方が石塔の水鉢を見て、写真を撮っていました。きっとこんな写真だったことでしょう。

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そしてここに彫ってある家紋は何ていう家紋ですか?と尋ねられました。

「この紋は『梅鉢』ですね」と答えると、今まであまり馴染みがなかったのかもしれません。知ることができて良かったと喜んでくださいました。

日本のお墓の多くはこうした家紋を刻んであります。この家紋はそこの家のルーツを表すもので、決していい加減な図柄というわけではありません。

また、小さな子供のころからお墓参りになじんでいれば、「うちの家紋は〇〇だよ」ということをビジュアル的にも認識できるツールでもあると思います。

そして自分の家紋を理解することは、先祖から繋がりを意識することに通じ、ひいては『自分もその繋がってきた縦糸に連なっている』のを自然に認識していくことに通じるのではないかとも考えます。

明日は秋のお彼岸の入り。

今や家紋を目にするのはお仏壇やお墓などに限られてきています。ぜひお墓参りの時、石塔に刻んである家紋を確認してみてください。小さなお子さんがいれば自分の家紋について教えてあげてください。

そしてご先祖様との見えないつながりに思いを馳せていただけたらと思います。

また、よろしくお願いします。


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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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