お墓に使われる石たち。同じ白でも結構違う!


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こんばんは。川崎登戸の町石屋、吉澤石材店です。

一昨日お会いしたお客様から連絡があり、見積書の提出を葬儀後から明日に変更することになりました。白系統の御影石をご希望であったことから、数種類をピックアップしてみたいと思っています。

さて、一口に白御影石と言ってもその色合いは実に様々です。写真はたまたま四種類の国産の石を写してありますが、並べるとその違いがはっきりします。

遠目に見ると青みがかって見える石、白さが際立つ石、石目(模様)の細かい石や粗目の石などそれぞれが個性を持っています。

産する土地が違っていれば同じ特徴ではないのが当たり前ですよね。

というより、自然の産物なので同じ場所(あるいは地域)から採れた石でも、時期や採り口が違えば表情が変わってしまうことだってあるわけです。

切って磨いたサンプル材のため、ただ眺めるだけ似て見えるかもしれません。でも採掘されている場所(丁場・ちょうば)に行ってみるとどの石も特徴的。同じ条件で産出しているものなんてきっとないと思います。

「白い石なら何でも同じ」なんて考えがちかもしれませんが、決してそうではないことを知ってください。そして、どうかあなたが愛着の持てる石でお墓を建ててほしいと思います。

今週末、とある石の故郷を訪れてみることにしています。石の丁場を訪れるのも久しぶり。その石がどんな風景の中で生まれてくるのでしょうか。思いを馳せるだけでワクワクしてきそうです。

また、よろしくお願いします。


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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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