川崎市多摩区の寺院墓地で新規建墓工事に着工。まずは基礎工事から開始です

2026年4月6日(月)


こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

今日は、多摩区内にある寺院墓地で
新規建墓工事の基礎工事に着手しました。

まずは掘削からです。遣り方を設けて、
規定の高さまで掘り下げていきます。

墓地の中での作業ですから、
隣のお墓を傷つけないよう、気を遣いながらの
掘削です。
掘った土は、まさに残土。
一輪車に載せ搬出していきます。

少し間口が狭めの敷地なので、スコップを
大きく振りかぶるわけにもいきません。

もっとも、墓地での工事というのは、
だいたいこういう条件ですがね。

写真はだいたい掘削が済んだところです。

実は、掘り下げていく途中で、
右側からコンクリートの縁石が出てきました。
写真の奥に並べて置いてあるのがそれです。

縁石に残っていたモルタルの痕や、
隣の外柵の下回りの状態などから見て、
どうやら、この場所には大谷石製の石塀か
外柵があったと思われます。

そして、それを設ける工事の際に、
この縁石を撤去せず、その上にモルタルを敷き
据付けしたのではないでしょうか。

施工されたのはかなり前のことと思います。

当時は土の部分を手だこで突き固めて
捨てモルタルを敷き、据え付けていました。

既存の構造物もそのまま活かして
工事をしていたのでしょう。
コンクリートの縁石が使えるなら、
わざわざ外さずにそのまま土台にしてしまう。

良い悪いではなく、時代ごとに施工の考え方は
変わっていくものです。

今の目で見ればやらない方法でも、
そういう施工が行われていた時代も
あったのだと思います。

今回の新規建墓では、
もちろんそうは行きません。

こうした既存のものはすべて取り外して、
基礎からしっかりと作り直します。

砕石の敷設と転圧

掘削が終わったら、
次は40-0砕石を入れていきます。

ここで大事なのは、一度にまとめて入れないこと。
少しずつ入れてはランマーで締め固め、
また少し入れては締め固める。
これを繰り返して砕石の層を仕上げていきます。

これを層状転圧と言います。

一度に厚く入れてしまうと、
表面だけ締まって中が甘いままになりやすい。
だから薄く入れて、そのつど締める。
そうすることで、層全体が均一に、
しっかりと締まっていきます。

今回は砕石を四回に分けて入れました。

砕石を敷いた直後は、まだふかふかしています。
踏めば足が沈むような状態です。
ここにランマーをかけて転圧すると、
面が下がって、硬く締まった層になっていく。

転圧の前と後では砕石層がまるで違います。

地面の状態は場所によって異なります。
締まりやすいところもあれば、
少し柔らかいところもある。

状態を見ながら、転圧し過ぎて下の地盤を
乱さないように気をつけつつ、
全体として安定した面に仕上げていきます。

決まった手順を、ただ機械的にこなせばいいと
いうものではありません。
その場の状態を見て判断していきます。
現場仕事はそうした判断がついて回ります。

層状転圧。3層目まで転圧し、4層目の砕石を敷きこんだ様子(奥側)

そして、4層まで転圧し、
砕石層が仕上がりました。
均一に締まった、
しっかりした面のでき上がりです。

基礎の良し悪しは、ただコンクリートを打てば
それでよいというものではありません。

その下の砕石がどれだけしっかり
締まっているか。
地面の状態をどこまで見て判断するか。

そうした見えない部分の積み重ねが、
結果としてお墓の安定につながっていきます。

このあとは配筋を行い、
コンクリートの打設へと進みます。

完成すると隠れてしまう部分ではありますが、
大事な工程はまだ続きます。

では。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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