お彼岸まで待たなくていい。『ついで参り』をすすめたいワケ

2026年1月30日(金)


こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

年末年始にお参りに行かれた方も
多いと思います。
そのあとは次のお彼岸まで、
少し間が空きますよね。

だからこそ、
ふと「そういえば…」と思い出した時に
手を合わせる。

今日はそんな話です。

時々耳にしませんか?
「ついで参り」。

ネットなどでも目にしますね。
「ついで参りはマナー違反」
みたいな言い方です。

どこかの用事のついでにお墓へ行く。
他家のお参りの帰りに、
自分の家のお墓にも手を合わせる。
そういう形です。

結論から言います。
私は、ついで参りをすすめます。

失礼だ、と言われる理由も分かります。
「ついで」という言葉が、軽く聞こえるからです。

お墓参りを後回しにしているように感じる。
気持ちが足りないように思える。
だからちょっと不安になる。

でも、供養は言葉の響きで決まるものじゃ
ないでしょう。

大事なのは、そこでちゃんと手を合わせたか。
故人の名前を思い出したか。
それだけです。

現実の暮らしを考えてみてください。
仕事もある。家族の予定もある。
体力も、若い頃と同じではない。

「お墓参りのためだけに一日空ける」ことが、
年々むずかしくなる人は多いと思います。

そのときに、
「近くまで来たから寄ろう」
「今日は思い出したから、手を合わせよう」
そうやって足が向くなら、それは良いことです。

もし、ついで参りを否定してしまうと
どうなるでしょう。

時間が取れないから、今日はやめておこう。
ちゃんとできないから、また今度にしよう。

そうしているうちに、足は遠のきます。
私は、そっちのほうが怖いと思っています。

お参りのしかたや頻度で迷ってしまう方は、
それだけお墓やご家族のことを
大切に考えている方だと思います。

もちろん、
年忌法要やお墓を建てたばかりの
最初のお参りなど、節目のときには
「今日はこのために」
と向き合っていただけると、
なお良い時間になると思います。

少し視点を変えて考えてみます。

もし自分が先祖だったら、どうでしょう。

ついででも、用事の帰りでもいい。
大好きな子や孫が、
お墓に来て手を合わせてくれたら。

それだけで、うれしいと思いませんか。

もちろん、
「ついでだから適当でいい」
そう言いたいわけではありません。

ほんの一分でもいい。
スマホをしまう。
頭を下げる。
心の中で名前を呼ぶ。
それができるなら、立派なお参りです。

ついで参りの良さは、無理なく続けられること。
特別な行事にしすぎない。
生活の延長線上に置く。
そうすると、お参りは途切れにくくなります。

そしてそれは、子や孫にも伝わります。
「近くに来たら寄っていこう」
この一言で、供養はぐっと身近になります。

供養は、完璧さの競争ではありません。
作法で点数をつけるものでもありません。
思い出すこと。手を合わせること。
それを、続けられる形で残すこと。
私は、そこに価値があると思います。

だから、ついで参りでいいんです。
むしろ、ついで参りがいい。

行かない理由を増やすより、
お墓に足を運ぶきっかけを残す。
そのほうが、ずっと健全です。

実はうちも、
年始からしばらくお墓に行っていません。

今これを書いていて思い出したので、
近いうちに手を合わせてきます。

私は、それでいいんだと思います。

では。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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