多摩区登戸のお墓で基礎工事にかかりました。

こんばんは。川崎市多摩区の町石屋、吉澤石材店です。

明日は雨の予報も出ていますね。梅雨明けしないまま8月になってしまうのでしょうか。それはともかくとして、雨が落ちてきさえしなければ気温の上がり方が少々控え目なので助かります。

少し日延べしていたお墓の基礎工事に行ってきました。土をいじる作業の場合、出来ればある程度乾いているときに行うのがベターです。

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特に基礎工事の場合には、ランマーという機械で転圧し、地面を締め固めるのでなおさらです。同じ地盤でも、水気を多く含んでいるときにこの作業を行うと締固めができません。

ここも丘カロート形式のお墓が建ちます。非常にコンパクトな敷地です。でも小さい敷地だからと、いい加減な基礎工事をするのは絶対にいけません。小さ目のベース(基礎コンクリート)に外柵と石塔の重量が集中してかかるわけですから。

当然、基礎コンクリートの厚みもそれなりに確保して、鉄筋もしっかり入れる必要があります。(上の写真は掘削途中の様子です。)

コンパクトなお墓は広い敷地のお墓と比べ、工事そのものにかかる作業時間は少なくて済むかもしれません。でもそれは工事の品質を落とすということではありません。同じように丁寧なお墓づくりが要求されることは言うまでもありません。

大きなものに対して数ミリの誤差はあまり気になりませんが、同じ誤差が小さなものではとても気になったりすることがあります。むしろ小さいからこそ寸法的にシビアであったりするわけです。

どんな大きさの、そしてどんなに価格差のある石を使ったお墓工事であっても、工事にかかる時にはいつも真剣勝負です。どのお墓も施主様にとりかけがえのない存在、そして後の世まで残っていくものですから。

また、よろしくお願いします。


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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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