狛江市の現場で仕上げと清掃。その後、展示品の並べ替えなどをしてみました。
川崎市の吉澤石材店です。
現場日和の今日でしたが、細かな仕事をいくつか仕上げてきました。
先月末に外柵が仕上がっていたお墓も、墓誌を納めてこれですべて終了です。
こちらのお宅はご先祖様が多いので、墓誌の先頭には『〇〇家先祖代々有縁無縁諸精之霊』と彫刻。
古いお宅の場合、すべてのご先祖様を刻もうとすると墓誌はすぐに一杯になってしまいます。
また過去帳にも載っていない人や、戒名がわからない人などは、その気がなくとも刻み漏らしてしまうことも。
こんな場合は先頭にこう刻むことで、この家に関わりのある亡くなった人の全てを網羅する形になります。(文言については『〇〇家先祖代々之霊位』などと刻む場合もあります。)
ちなみに有縁無縁の「無縁」といっても、もちろん全然関係のない人という意味ではありません。
この「無縁」は跡を取らずに亡くなった人のことを指します。
そして「有縁無縁」と表記することで「すべての人」という意味合いになります。
二行目以降に施主様のご両親(あるいは祖父・祖母)から刻んでいくことにより、長くその墓誌を使っていけるわけですね。
さて、そんな作業のあとには展示場の石塔の位置替えを。位牌型(縦洋型とも)の石塔を、入口側から見やすい場所に移設してみました。
興味を持っていただいたお客様のため、石を傷めない中性の薬品で洗浄も行いました。
心なしかスッキリした感じです。
区画整理を控え新たに在庫を控えているため、写真の角度によっては黒系の石が見当たりませんね^^;
一応、入り口寄りに和型8寸角(ラステンバーグ)とデザイン型(インドY2)の2基は控えているのですが。
展示品の中には比較的金額を抑えて提供できる石塔もあります。
好みに合致するならばですが、お勧めできると思います。
また、よろしくお願いします。
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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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