香川、庵治石の産地から川崎登戸を訪ねてくれました
今日は日本の銘石の産地、香川県高松市の牟礼にある(有)岡本石材の岡本社長にお立ち寄りいただきました。
岡本社長は業界でも、庵治石の産地でも精力的に活動されている方です。この2月に東京で開催されてた『香川の庵治石』展でお会いしFacebookを通じて交流していますが、実際にお話しするのはその時以来です。
お墓づくりに対する思いや昨今のお墓じまいのことなどを話しているうち、あっという間に時間が経ってしまいました。産地の石屋さんの話を伺うのはとても楽しいです。それはきっと『思い』がそこに存在しているから。
お墓は確かに製品であり、商品でもあります。そうした意味では物品であることも否めません。しかしながら、単なる物に留まらない意味や価値が備わっているのもまた事実であると考えます。
作り手たる職人さんは、そうした部分を十分に理解して石を採掘、加工をしています。施工店たる町場の石材店がそうした「思い」を顧みずにお墓づくりの仕事をすれば、大切なお墓から肝心なものが抜け落ちてしまうような気がします。
例外はあるでしょうが、東京近郊の石材店では自社で加工のすべてを行うことはほぼなくなっています。だからこそ、こうした気持ちの部分を大切にしていきたいものです。
岡本さんからいただいた資料のうち、『むれ源平石あかりロード』の案内があったので庵治石産地のPRを兼ねてご紹介します。
毎年いいなー、行ってみたいなー、と思いつつ一度もこの期間に訪れたことがありません。夕闇の中に光るやさしい石あかり。きっと今年も幻想的な明かりを灯してくれるんでしょうね。
この時期、香川にお出かけの方は必見ではないでしょうか。
それとうどん県、それだけじゃない香川県!産地の意地とプライドがうかがえる気がします。そのうち庵治石の記事も書いてみたいものです。
また、よろしくお願いします。