据付順調!多摩区のお墓工事の続き
多摩区のお寺さんでの工事、ある程度順調に来ました。何しろ二軒の工事を並行して行っているので、どうしても少し時間がかかりがち。そういう意味でもこの好天は助かります。
そんな中、午前中には据え直し工事の方を進め芝台・墓誌・地蔵台などの据付を行いました。
新規工事の方は、午後から外柵内の敷石工事の目地と、中心に建つ1.1尺和型石塔の芝台据え付けを行って予定完了です。
まずは敷石の目地。コーキング目地なのでマスキングテープを貼り、充填していきます。ここはある意味でテープ張りが仕事ですね(笑)
芝台もとても大きい!やっぱり大きな石塔だと迫力あります。ちなみに石塔の石種は小松石(神奈川県産)、外柵のアーバングレー(インド産)とよくマッチしています。
芝台の場合、以前は四つ合わせと言って4枚に分かれたパーツを組みあげるタイプが当たり前でした。この四つ合わせ型は真ん中の部分が抜けている構造です。(一枚目の写真の左側、黒御影石芝台参照)
でもここ最近は9寸角くらいまでの石塔の場合、芝台は一枚ものを使うことが多くなりました。カートクレーンのおかげです。4分割され、真ん中があいた四つ合わせ型よりも無垢材の方が安定性は高いはずです。
ところが、小松石は大きな部材を採るのがとても難しい石。
しかも大きな石塔なので、たとえ材料が取れたとしても重すぎて釣り込むことができません。そうしたことで、2枚接ぎの芝台を採用。費用はかかりますが接着面が大きくとれるというのも大きな理由です。
据え付けが完了して目地をしたところで、ちょうど日没サスペンデッド。
明日には石塔本体や一石五輪塔の台座を据え付けることができそうです。ワクワクします(笑)
また、よろしくお願いします。