墓石(石塔)の形が決まらない。でも、心配ありませんよ
2026年3月28日(土)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
お墓、特に石塔を建てようと思ったとき、
和型であれば基本の形や寸法がある程度は
決まっています。
高さや幅の目安があり、その中から選んでいく。
だから、まったくの白紙から考えるという
ことにはなりにくい。
ところが、
洋型や縦洋型の石塔となると話が変わります。
竿石の形、段の数、全体の高さ。
これといった標準がありません。
自由に選べるということは、裏を返せば、
何を基準に決めればいいかがわからないという
ことでもあります。
何がわからないかもわかりにくい。
イメージがしづらい。
初めてお墓を建てる方にとっては、
それが当たり前の状態です。
だからこそ、私はできるならば、
まず現地で実物を見ていただくことから
始めるよう提案しています。
まず、墓所を一緒に見ることから
先日、ご主人のお墓を一周忌までに建てたい
というご相談がありました。
最初のご希望は、白っぽい石で縦洋型。
ただ、具体的にどんな形がいいかと
尋ねてみると、まだはっきりとしたイメージが
あるわけではないご様子でした。

こういうとき、写真を見ていただきながら
話をすることもできます。
過去に建てさせていただいたお墓の写真を
見れば、ある程度のイメージはつかめます。
ただ、できることなら実際に建っている
石塔を現地で見ていただくほうがいい。
写真では高さの感覚や、周囲との並びまでは
わかりにくいからです。
区画の広さや形、
周囲にどんなお墓が建っているか。
それを一緒に見るだけで、
「この幅だとこのくらいの大きさになる」
「隣のお墓と並ぶとこう見える」
ということが、言葉で説明するより
ずっと伝わります。
洋型や縦洋型の石塔を考えている方に
特に気にしていただきたいのが、
周囲との高さの関係です。
洋型は和型に比べて背が低いので、
隣に和型が建つと、
思ったより小さく見えることがあります。
今は隣が空いていても、
いずれはそこに石塔が建つ可能性がある。
そのときに
「こんなはずじゃなかった」
とならないように、周囲のお墓を見ながら
高さの感覚をつかんでいただくようにしています。
隣のお寺にも足を運びました
今回は、墓所のあるお寺だけでなく、
近くの別のお寺にもご案内しました。
そちらには比較的最近建てさせていただいた
縦洋型の石塔があったからです。
実際に見ていただいたのは、二段ではなく
中間にもう一段足した三段の縦洋型でした。

段が一つ増えるだけで高さが出て、
全体のボリューム感がかなり変わります。
和型と並んでも見劣りもしにくいです。
これは図面などでは伝わりにくいところです。
施主の方も、実物を見て
「なるほど、こういう感じか」と
納得されたようでした。
サンプルと実物は、思った以上に違います
もう一つ、
今回のご相談で印象的だったのが、
石の色に対する感じ方の変化です。
最初のご希望は白系の石でした。
色の濃い系統の石は、汚れが目立つのでは
ないか、というご心配があったからです。
ところが、実際に建っている
インドの中間色の石を屋外で見ていただくと、
印象がかなり変わりました。
現場で見た石は、室内でサンプルを見ると
確かに黒っぽく見えるのですが、
外の光の下では黒さが柔らかく、思っていたほど
暗くは見えません。
その日は天気もよかったので、太陽に照らされ、
なおさら違いがはっきりしていました。
「これもなかなかいいわね」
「文字もはっきり見えるわね」
そんな言葉が出てきました。
汚れについても、
建立予定の墓所の周囲には樹木が少ないので、
樹木の多いお寺に比べれば
汚れの付き方はだいぶ違いますよ、
というお話もしました。
最終的に、
形については二つのパターンで、
色もインドの中間色を加えて、
見積もりをしてみることになりました。
最初のイメージとはかなり変わりましたが、
それは迷いが深くなったのではなく、
見たからこそわかることがあったということです。
最初から決まっていなくて構いません
石塔を建てる時、形や色は最初から
イメージが固まっている必要はありません。
図面や写真だけで決めきれなくても、
それは当然のことです。
特に洋型や縦洋型は自由度が高いぶん、
何を決めればいいかがわかりにくい。
だからこそ、
実物を見ながら少しずつ考えていくほうが、
結果として納得のいくお墓になります。
わからないことがわからない。
その状態のまま
相談に来ていただいて大丈夫です。
では。
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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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