狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム⑧|外柵完成と接着剤を使い分けた施工

2025年11月29日(土)


こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

狛江での外柵リフォーム工事、外柵部分の施工が
すべて完了しました。

短い作業のため、後日まとめて書こうかとも考え
ましたが、外柵工事が一区切りということなので
、記録として残しておきます。

使い勝手を考えた納骨口の設計

納骨室の内部は、丁寧に磨き上げ、水抜き穴
(改良マス)をしっかりと設置しています。

ここの墓所は水がたまる立地ではありません。
しかし、長く安心して使っていただくためには
排水機能は必須です。

また、後部の石には空気穴を設け、納骨室内の
湿気をなるべく防ぐ工夫をしてあります。

今回の設計では、使い勝手を重視した工夫を
施しています。

こちらの墓地は、間口寸法に比べ、奥行きは
それほどでもありません。(といっても1.8m
ほど)

上から骨壷を納める方式の場合、石塔の種類に
関わらず、骨壷の直径分以上の開口部を
確保する必要があります。(※骨壺を入れるためです)

そのため、奥行寸法に限りがある墓所の場合、
入口の階段(最初の段)の奥行きを十分に取る
ことが難しくなります。

お墓の敷地には当然ながら、使える奥行きに
限りがあります。

その中で、石塔本体と納骨室、そして納骨のため
の開口部を確保しなければなりません。

上からお骨を納める通常の仕様では、そのしわ寄
せが前の階段部分に出てしまうというわけです。

そこで今回は、納骨口を前側に配置し、お骨を
横から納める形の納骨口としました。

この形状にすることで、入口階段の奥行きを可能
な範囲で広く確保でき、参拝時にもお墓に近い
位置で、お花やお線香をお供えすることができます。

複数の接着剤で確実な施工

芝台、墓誌台の据付では、いつものように複数の
接着剤を使い分けています。

まずエポキシ系接着剤をスペーサー代わりに
使い、石材の高さを調整していきます。硬化後に
確実な硬さを保つエポキシ系接着剤は、
この用途に最適です。

石材の重量を均等に支え、据付後の沈下を防ぎ
ます。

その上で、ブチル系と変成シリコン系の接着剤を
併用します。両者の長所を活かし、弱点を補い
あえるように。

数種類の接着剤を使うのは、手間はかかります。
しかし、確実性はより増すと私は思います。

地震などの揺れに対しても、この組み合わせ工法
が石材をしっかりと保持してくれるはずです。

墓誌台については、羽目石とも接着することで
接着面積を、より多くとっています。接着面が
増えることで、少しでも丈夫な構造になります。

踏み石は塔婆をあげるとき、お掃除などの時の
ためのステップです。ちょっとした物置として
も使えそうですね。

今回の外柵も、敷石を施工していますので、
以前のように雑草に悩まされることは
全くありません。

メンテナンスフリーですね。

完成した外柵は、全体としてシンプルで
すっきりとした仕上がりになっています。

残る工程は、石塔の磨き直しと文字の再彫刻、
そして墓誌の建立です。

この作業が完了すれば、狛江の外柵リフォーム
工事は完成となります。

しばらく間は空きますが、次回は仕上がりの様子を
お伝えしましょう。

では。


【関連記事|狛江市の寺院墓地で外柵リフォームシリーズ】

狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム①|御影石の外柵へ
狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム②|基礎づくり
狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム③|コンクリート打設
狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム④|丈夫なお墓づくりは下ごしらえから
狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム⑤|根石の据え付け
狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム⑥|補強金具取付と納骨室の据え付け
狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム⑦|外柵完成、間近!
狛江市の寺院墓地で外柵リフォーム⑧|外柵完成と接着剤を使い分けた施工

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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