川崎市緑ヶ丘霊園でお墓の外柵リフォーム工事を行いました。


2020年12月17日(木)


こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

今日のブログは川崎市営霊園のひとつ、高津区の緑ヶ丘霊園で施工した墓地外柵のリフォーム工事についてです。こちらの霊園では大谷石を使った外柵がまだまだ多く残っていますが、今回のお墓もそのひとつ。

連絡をいただき、現地調査で訪れたときの写真がこちら。大谷石製の外柵に、御影石製の洋型石塔の組み合わせです。

私の見るところ、洋型石塔はまだまだ問題なく使えます。しかしさすがに大谷石外柵はそろそろ限界も近い。角のあたりにも欠損が出てきていました。

これをなるべく費用を抑えて直したいというのが施主さんの希望でした。

そこで今回提案したリフォーム方法は、今建っている石塔と納骨室は温存して、大谷石外柵だけを取り除く方法です。

出来れば一度すべてを取り外し、御影石で施工を行うのが最善かもしれません。ですが現状の問題点を改善するという意味では充分ありな選択肢だと思います。

納骨室も大谷石製。ですがこの大谷石はもともと土の中に埋まっている石。盛り土に囲まれていた納骨室は汚れこそすれ、そう傷んでいるわけではないのです。

傷んだ大谷石を外し、左右側面と背面部分はコンクリートを打設していくことで外柵工事の経費を圧縮することができますね。

ただしこの工法はどのお墓でも可能という訳ではありません。地盤が良くない場所では少し心許ないですし、何より墓所の敷地サイズが小さいお墓では物理的に不可能です。

そしてやはり今の接着剤施工ですべてを行うほうがより良いとは言えます。ただ実際に緑ヶ丘霊園でもこの方法でリフォームされたお墓もそれなりに建っています。

墓地外柵の盛り土高さをしっかりと計測し、図面作成を行って石材を発注。

並行して先月下旬から旧外柵の解体と基礎工事を行って、今週月曜日に石材が納品して同日に検品、火曜日から据付作業に入りました。

まずはコンクリートの立上り部分をノミで叩いて荒らします。ここは前に来る石との接合部分になるため、樹脂モルタルを流す部分なのです。

モルタル接合する部分はこの荒らし作業は必須ですね。同様に石材側にもカッターの刃を入れて道具ではらい、くぼみを作ります。

こんな下準備からの据付け作業。検品を行っていたこともあり順調に進みます。

羽目石と呼ぶ囲い部分の石も、コンクリート上に据え付けるためにくぼみを作ります。そして水で湿らせてコンクリート上によく練った樹脂モルタルで据え付けて行きます。

作業そのものの量としては一日半くらいでしょうか。しかし水分をしっかりと含んだモルタルで据えるため、次から次へと石を据え付けるわけにもいかない部分も出てきます。

そのために3日目の午前中となる今日、工事の完成を迎えました。そうそう、石同士のつなぎ目にはきちんと変成シリコン製の接着剤を充分に使って接着を行っていますよ。

入口を低くしてお墓参りのしやすいお墓に生まれ変わりました。入口左側には踏み台を設け、上にあがるのも上がりやすく。立ったままでのお参りが可能になり、だいぶ使い勝手の良いお墓へと生まれ変わったのではないでしょうか。

ちなみに敷石部分は滑りにくいよう、足の乗るあたりは磨きを落とした仕上です。またお墓の中に雑草が生えないよう、コンクリートを打設してその上に化粧砂利を敷き込んであります。

左右側面と背面の根石部分はコンクリート仕上げ。ですがこの部分は隣接墓地ができれば隠れてしまうところです。

そうそう、モルタルを使った施工と書きましたが、石同士の合わせ目部分はきっちりと変成シリコン系の接着剤を使って接着していますよ。

石塔も水あかを落として化粧目地をやり直してきました。線香立てが元から付いていたのですが、リフォームを機に白御影石製の角形香炉を新たに設けました。

ステンレス製の灰皿も付属していますので、こちらもお墓参りの時に便利になると思います。

石塔正面文字の汚れ具合が少し気になるので、完成書類を提出時に少し清掃を行ってみようと思っています。どの程度きれいになるでしょうね。トライしてみます。

このたびは緑ヶ丘霊園での墓所リフォームを弊社にご用命いただきまして、本当にありがとうございました。この年末からきれいなお墓でお参りいただけることを嬉しく思います。


さて、これでこのお墓のリフォーム工事も終了。明日からは手を付け始めている麻生区のお墓で修繕工事の続きを行ってくる予定です。

機械が入らないので少し苦戦しそうですが精一杯頑張ります!

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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