2019年3月15日(金)


川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

多摩区のお寺の墓地で、大谷石製の外柵のリフォームを手掛けてきました。

大谷石を使ってのリフォームはもうあまり多くはありません。

現状でかなり傷みがきていた羽目石(はめいし=囲いの石)。角の部分が崩れたり、縦方向に裂けるように割れたりもしていました。

大谷石は年数とともに傷みが出てきます。特に表に露出している部分はその傾向が強いです。この外柵は建墓後およそ半世紀を経過しました。

なのでもう限界だったのですね。

ただもともと土の中にある石なので、土に接している部分はそんなに悪くはなりません。

写真の均石は裏側は盛り土に接しているので(表面は少し傷んできていても)石そのものは羽目石よりも良い状態です。

今回はなるべく費用をかけない形でという施主様の希望、さらには石の状況をふまえて均石以下を温存し、羽目石を取り換えるという内容にしました。

もちろんこれが絶対的なお勧めというわけではありません。

長くお墓を使うことを考えれば、全て取り外し→基礎工事→御影石外柵の作製据付けというほうが、一般的にはベストでしょう。

ただ、大谷石を使ったリフォーム工事のメリットとデメリットを過不足なく提示し、今のお墓の状況とあわせて最終的にどのような選択をするか。

この答えはどの現場でも必ず同じというわけではないと、私は思います。

(ただし、施工をすることで危険増すようなことが想定される場合などは、きちんとその旨を伝えます。よしたほうが良いことを、施主さんの希望だからと盲目的に行うことは致しません。

傷んだ大谷石を全て取り払い、モルタルも除去してきれいに清掃。新規の部材も合口は十分に荒らし、その後に大谷石用の施工方法をもって据付けを行ってきました。

新たな石もいずれはまた傷んでいきます。そしてより古くなる均石から下の部材もそれは同様です。しかしながら、それ相応の年月はこの形を保っていってくれると思います。

新しい大谷石の素材感、久しぶりだったのでとても新鮮に感じました。この石が持つ本来の魅力を感じさせてくれた今回の作業でした。

機会を与えてくださいまして、本当にありがとうございました。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

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(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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