狛江市のお墓での見積依頼!そこで予想図の見方について書いてみました。
2017年7月27日(木)
こんにちは。川崎市多摩区の町石屋、吉澤石材店の吉澤光宏です。
30℃を下回る気温に、快適さを覚えるくらいですね。汗のかきかたもまったく違います。何しろ石を触っていても熱くないんですから(笑)
おかげで稲城市での現場作業も順調に消化できました。
夕方前には狛江市のお墓に出向いて、寸法計測と現況確認。依頼されている見積もり提出に備えて、提案図面の作成をしました。
お施主様は明るめの色調の石をご希望の様子。なので、白御影石を基本に、それ以外にもライトグレー系や暖色系など、いくつかの石材で見積もりしてみました。
中国産の桃山石(G663)をイメージした完成予想図です。これに対して、実際のこの石で建立した洋型墓石の完成写真がこちら。
ちなみに外柵の石も同じ組み合わせです。比べてみると反射や影など、強調され過ぎてしまうところがありますね。色も少し強調されていますか…。
予想図は、作成する側から見ると「なかなかいいんじゃないか?」というレベルなのですが、お客さんからすれば「結構違うんじゃないか?」と感じる人もいることでしょうね。
もう一つ。フィンランド産のバルチックという石をイメージした完成予想図と、実際に建っているものの写真。
うーん、バルチックに関しても比べてしまうと…という感じですか?
実際のところ、予想図は実際のサンプルをスキャンした画像を貼り付けて作っています。だから決してでたらめじゃありませんでも、このように写真と比べると、どうしてもギャップを生じます。
なので、予想図を見る側の方は、このギャップ(溝)を埋める作業、つまり補正が必要になるのかもしれませんね。
あ、でも補正だ作業と言っても、そんな大げさなことじゃありません。基本的には、実際に建っているお墓を見れば一発なんです。
・・・と言うことで、今回のお客様にもそうしたお話をさせていただこうと思っています。
お墓の石選びのとき、石塔の石目・色調が気になる方やイメージしきれないという方は、面倒がらずにぜひお墓にご一緒しましょう。きっと納得いくお墓づくりにつながることと思います。
(※石は天然の産物のため、採掘時期の違いによる模様や色の微妙な差異はつきものです。その点はご了承ください。)
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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