狛江のお寺の墓地で、お墓のリフォーム工事に着手

こんばんは。川崎市多摩区の町石屋、吉澤石材店です。

朝一番で、昨日の残りの作業を終了。そのまま狛江市のお寺さんに移動して、お墓のリフォーム工事に取り掛かり始めました。

まずは解体作業から。

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今回のお墓は間口が約2.7m、奥行が約1.8mと、この周辺のお墓1.5軒件の敷地サイズです。古い石塔がご覧のように並んでいるので、少し窮屈な印象を受けるかもしれません。

外柵は大谷石製ですが、建立後から今日に至るまでよく形を留め、5基の石塔を支えてきてくれました。

弊社でお世話になったお墓ですが、外柵の形や仕上げの様子から見て、おそらく50年以上経過しているのではないでしょうか。

ただ、さすがに石が裂けるように傷んできたり、角が崩れるようになり限界間近です。

御影石製の外柵にリフォームすることに合わせ、施主様の希望だった墓誌を新規に作製。これに伴い、旧石塔の台座部分だけを片付けることになっています。

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敷地中に配置される石塔の数はそのままなので、そう広々とした感じはないかもしれません。(墓誌も新設されるので)

でもお墓の入口が広くなることや、左右の石塔の高さが低くなる(中台石がなくなるため)ことで、受ける印象はずいぶん変わってくると思います。

真ん中に建つ真壁小目石8寸角の石塔は、落とし込みの花筒に交換して再利用。もちろん長年の水アカを落として綺麗にします。

まだまだ充分に現役として頑張ってくれそうですね。

活かせるものと、交換すべきもの。お墓のリフォームではこれらをよく吟味して考えることが大事になってくると思います。

朽ちたものを新しく取り替えるのも先祖供養なら、現役で使っていけるものを残してあげるのも供養の一つかもしれませんね。

また、よろしくお願いします。


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