丘カロート型外柵の据付け開始。川崎市多摩区の寺院墓地

こんばんは。登戸の町石屋、吉澤石材店の吉澤です。川崎市北部を中心に、狛江市や稲城市など近隣地域でお墓工事をさせていただいております。

今日からは違うお寺さんの墓地で新たにお墓の据え付けに入りました。こちらは1.2m×1.2mの敷地に先日入荷した丘カロート型と呼ばれる外柵が建ちます。

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既に下ごしらえを終えているので、スムーズに据え付けが進みます。根石と呼ばれる、下回りの石の裏側はご覧のように加工してモルタルの付きを高めています。

丘カロート型の外柵は内側全体が納骨スペースであることが多いです。比較的小さめのお墓ですが、このお墓では棚石の上には大きめの骨壷(7寸壷)で最低8個以上は乗る計算になっています。収納できるお骨の数は通常の納骨室を備える外柵と比較してもそうは劣りません。

よく小さいお墓の場合、お骨がいくつ納められるか気にされる方がいます。でも新しいお墓の場合、どう考えても一杯になるのはかなり先になるはず。なのであまり心配する必要はないのかもしれませんね。

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まずは下回りを全部据え付けて今日の作業は終了。弊社の外柵据付工事では丘カロート外柵を一日で組み上げることは致しません。続きは据え付けモルタルが硬化してからになります。

上に積む石を据え付けるとき、下側になる石に必ず負荷がかかります。その時に一番避けたい石とモルタルとの『縁切れ』が起こる可能性が高いのです。

一度縁切れになれば石は置かれただけに近い状態になります。だからこそ時間があっても続けて作業をしないわけです。L型アングルを使っての補強もその時までお預けです。

明日、明後日と天気も崩れる予報が出ています。このお墓の養生期間としてはちょうどいいのかもしれませんね。工場での作業を何か考えなくてはならないのが悩ましいところですが。

また、よろしくお願いします。


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