川崎市多摩区の寺院墓地 和型墓石を無事建立、お墓工事が完了です。
こんにちは。川崎多摩区の吉澤石材店です。
昨日積み込みを終えていたお石塔の据付ですが、雨に見舞われることなく、据付け作業を終えることができました。まず無事に納めることができたのが何よりうれしいですし、一安心です。
納期が遅れてしまった仕事ということもあり、これ以上不備があってはいけないので正直なところかなり慎重になっていました。
今回の黒系中間色の石塔はインド加工品。作り込みもしっかりとされていて完成度が高いです。気になっていた作り直し部材の色柄もしっかりと調和しています。
墓地サイズとしてはコンパクトなので、石塔水鉢に香炉穴を設けて家紋は上台に彫刻。棹石には『南無阿彌陀佛』と刻んであります。黒系の表面に鮮やかに映えます。
浄土真宗のお墓の場合、棹石は『南無阿彌陀佛』か『倶會一處』と刻むのが基本です。(ただし地域やお寺によって必ずしもこの通りではない場合もあります)
外柵の形はいたってシンプルですが、お参り時にお供え物などを置くこともできます。色々な装飾が付かないぶん、適度な余裕が感じられるはずです。追加で花立石を設置しているお宅もあったりします。
外柵材は茨城の真壁小目石。石塔にも使う石ですが、黒系の石を受け止めてきれいに引き立ててくれていると思います。全体としても引き締まって見え、バランス良いお墓になりました。
お施主様には大分お待ちいただくことになり、ご迷惑をおかけしてしまい反省しています。今回のことを糧として、よりよいお墓づくりに取り組んでいきたいと思います。
また、よろしくお願いします。
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