多摩区中野島の寺院墓地で初めての作業。石塔の施主名の赤色を落とす

主に川崎市北部を中心に、その周辺地域にて仕事をしている登戸の吉澤石材店です。

この地域では、寿陵(生前に建立するお墓)の石塔に刻む施主名に赤い色を入れる風習はありません。しかしながら霊園などでは施主名に赤を入れているお墓を見かけるようになっています。

実際のところ、地域によってこのあたりのやり方はかなり違っているようです。その地域なりの正解があるのだと理解しています。基本はその地域の墓地事情に倣っていくのが一番だと思っているので、そうした説明はいつもお客さんにお伝えしています。

そうは言いつつも弊社施工のお墓でも、今年に入って二度ほど赤いラッカーを入れを希望されたお客様がいました。赤く色を入れる地域出身の人にとっては、そのやり方が正解ということですよね。

こうした場合には地域性の話などをした上で、最終的にはお施主様の希望に添うような形で進めていこうと思っています。

 

そうした経緯で入れた赤いラッカーですが、残念ながら思ったより早く落とさねばならなくなりました。体調がすぐれないのを心配していたのですが…お世話になったお客さんの訃報を聞きのは寂しいものです。

四十九日も近くなってきたので、今日は施主名に入れた赤ラッカーを落とす作業をしてみました。自分自身では初めてのトライです。(これに先立ち他社施工の案件で一度使用済みです)

作業前はこんな感じ。新しいためしっかりと赤ラッカーが入っています。(画像は一部ぼかしています)

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次が作業中の様子。何やら赤ラッカーが浮いてきています。垂れにくいゼリー状の剥離剤ですが、やっぱりマスキングは必須ですね。

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そしてとりあえず無事に完了!安心しました。実際には一気に全部落ちなかったので、何度か同じ作業を繰り返してのことです。

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このあと白ラッカーを入れれば作業完了になります。でも慣れていないから少し手間取りました。このあとに予定があったので白入れは後日に回します。

また、よろしくお願いします。


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