石屋にある機械。穴あけ機
寒い一日です。今朝未明には東京も初雪観測、この時期らしい気候なのかもしれませんがさすがにこたえます。石も濡れてしまうので、こんな日は現場作業は早々に諦め、作業場で機械のメンテナンスをしました。
上の写真は比較的稼働率が高めの機械、穴あけ機。町石屋さんでも見かけることが多い機械だと思います。それはなぜでしょう?
答えは比較的場所を取らないことと、次のような物の加工に使うことが多いから。
比較的手軽なリフォーム工事、花筒穴の加工ですね。あけた穴の中にステンレス製花筒を落とし込むだけ。ねじ込み式の花筒よりも少し割高ですがこれは便利です。
穴あけ機であけた穴はこんな感じです。水を流しながら回転し、先端のダイヤの刃で石を削っていきます。
この穴あけ機の石を載せる部分(トロッコ)を外し、グリスアップです。日頃はなかなか気にしない部分。こんな雨の日をうまく利用してチャレンジです。
押し出された古いグリスを削ぎ取っているところです。
本体の方にも油をつけて馴染ませました。あなたのお墓のリフォームのときにも頑張ってくれるようにお手入れ完了です(笑)
機械に機嫌を悪くされるとけっこう厄介。これからまた調子よく稼働してもらいたいものです。
また、よろしくお願いします。