東京狛江市の墓地に、姫神小桜石の石塔が建ちました。
2017年7月7日(金)
川崎市多摩区の町石屋、吉澤石材店の吉澤光宏です。
東京の狛江市の寺院墓地で、石塔と墓誌を建立してきました。
既存の外柵に石塔を建て上げる工事です。昨日のうちに芝台と墓誌台の据付けと、土系舗装材の施工をしておきました。
コンクリート製納骨室なので、御影石用の接着剤ではなくモルタルを使っての据付けです。ただしモルタルも、混入するタイプの接着剤入りです。
黒玉(黒い石目)が出やすい石の特性上、芝台は一枚物ではなく、二枚接ぎ。しかし、弾性接着剤を多めに使って圧着するので、強度的には四つ合わせ型よりもはるかに上です。
もちろん石塔本体には、御影石に適した弾性接着剤と免震材を使って工事してあります。
完成写真はこちら。
岩手県産 姫神小桜石の8寸角和型の石塔です。弊社では初めて建てる機会に恵まれました。この界隈でも珍しい、もしかしたら初めての姫神小桜石の石塔かもしれません。
サンプルでは少し特徴のある色調に見えますが、違和感などはまったく感じさせません。周囲にもよく馴染んでいます。
想像したように、とてもすっきりとした仕上がりになったと感じました。というより、想像以上に良い感じかもしれません。
木蔭にあるため、今一つ石の色の雰囲気が伝わらないかもしれませんので、もう二枚ほど。
加工元が魂を込めて作製してくれた和型石塔。どうでしょうか?
シンプルな標準型の石塔に、笠付香炉(宮型香炉とも)の組み合わせ。素敵に仕上がってくれたと、私は思います。ツヤのノリも抜群ですよ!
近く、完成のご報告に行ってまいります。
このたびは石塔のご注文をいただきまして、本当にありがとうございました!
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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