都営霊園で墓誌を建立してきました。
2017年6月24日(土)
こんにちは!
川崎市多摩区を中心に、主に周辺の地域でお墓工事を行っている、登戸の吉澤石材店・吉澤光宏です。でも時には、ちょっと足を延ばすこともあったりするんです。
今日訪れたのは千葉県にある、都営の八柱霊園。知り合いの方のお墓に、墓誌を建立するためにやってきました。
先般、下見に訪れたのは春先のこと。季節が変わると風景も変わりますね。お墓もスギナやドクダミなどが生い茂っていました。
この状態で墓誌だけ据えるわけにもいかないので、まずは草むしりから作業開始です。と言っても、地下茎の植物なので、どうしても根こそぎとはいきませんね…。
とりあえず、むしれるものは全部むしって、ここからスタートです。
今回建てる墓誌は、周囲の墓所に建っている墓誌に大きさを合わせたので、比較的小さめのもの。それでも石は重いものです。計算上では70キロを超えてくる重さです。
その重量の石を、直接土に上に据え付けるのは、やはり心許ないです。
なので、ダボスコと呼ぶ穴あけ用のスコップで穴を掘ります。既定の深さまで掘った後に、コンクリを敷き、その上に墓誌の重さを受け留める石を設置します。
少し高めに据えて、手ダコという道具で強く叩き込むのが大事ですね。写真に撮ればよかったのですが、一人で作業をしているとどうしてもそこまで気が回らず…^^;
ということで、いきなり完成!
これだけを見ると、ただ置いてあるだけみたいに見えてしまいそうでいけません…^^;
一応、墓誌台(白い石)の下には、前述の要領で叩き込んだ受け石が2つ入っています。その上でのモルタル施工。受け石以外の墓誌台下部にもモルタルを入れて据付けてあります。
これで傾く心配は、ほとんどないと考えます。
ちなみに、墓誌に使っている黒い石は、クンナムという石。墓石にも使われるインド産の高級御影石です。「墓誌」と刻んだ天額の部分を見ても、彫刻文字がハッキリすることがわかりますね。
この墓誌は、残りのスペースから考えても、まだこれから先も長く使っていけるはずです。しっかりと建ちつづけてくれますように。
このたびは墓誌のご注文をいただきまして、本当にありがとうございました。
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
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