「大切な日」を尊重して始めた、お彼岸前の敷石工事
2026年3月6日(金)
こんにちは。
川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
今日は、午前中に納骨が一件ありました。
また別件もあり、
仕掛かり中の解体工事の手を止めて、
そちらの作業に回りました。
その案件は、墓所内の敷石工事です。
墓所内とはいっても、敷石を敷く面積だけで、
おおよそ間口2.7m、奥行3.5mほど。
普通のお墓の数軒分はある、
なかなか大きな工事になります。

今日は、その準備として、墓地内の植木を
抜いてきました。
植木があると、
見た目には雰囲気も良くなりますが、
根が張ったり、落ち葉がたまったりして、
管理の面では手入れが必要になります。
今回のお客様からは、以前より
「3月6日に工事を始めてほしい」
とのお話をいただいていました。
その日から手をつけることに、
意味があったのだと思います。
以前の記事では、仏事やお墓のことは
「いつでもいい日ですよ」
という趣旨のことを書きました。
今も、その考え自体は変わっていません。
お墓を良くすること、手を合わせることに、
本来悪い日はないと思っています。
ただ一方で、やはり日を大事にしたい方もおられます。
そのお気持ちを、こちらが軽く扱ってよいとも思いません。
ですので今日は、
まず植木を抜くところから着手しました。
見た目には、まだ大きく変わってはいません。
石が据わったわけでもなく、
敷石が並んだわけでもありません。
けれど今回は、そこが大事なのではなく、
3月6日に手をつけ始めた、ということが大事でした。
日を大事にしたいお気持ちに対して、
まず「今日から始めましたよ」と形にする。
今日は、そういう一日だったと思います。

もちろん、敷石工事は
ただ石を並べれば済む話ではありません。
墓所内の土をすき取り、
砕石を敷き込み、転圧し、
下地コンクリートを打ってから、
モルタルで敷石を据え付けていく工事になります。
さらに今回の現場では、
周りに古い小さな石塔が並んでいるため、
その際まで石を敷きつめるのではなく、
少し間をあけて納める予定です。
そのほうが、広い面に雨が落ちたときの
水の逃げ場にもなりますし、
敷石上に水が溜まりにくくなるからです。
とはいえ、もうすぐお彼岸の時期です。
お参りの時期に墓地の中を大きく触ると、
不便をおかけしてしまいます。
そのため、本格的な工事は
お彼岸明けから進めることにしました。
つまり今回は、
3月6日にきちんと手をつける。
そのうえで、実際の大きな工事は
お彼岸明けから無理なく進めていく。
そういう進め方です。
今回使う敷石の材料は、
白御影石のバーナー仕上げのものです。
表面がざらざらしているので、
お墓参りの際にも滑りにくく、安心です。

一枚だけ見ればただの石ですが、
これが納まっていくと、
墓所の印象はかなり変わります。
雑草対策としても有効ですし、
飛び石のような足元の不安定さもありません。
歩きやすいこと。
掃除しやすいこと。
草が出にくくなること。
雨のあとでも気持ちよくお参りできること。
そういう積み重ねで、
墓地の使い勝手はずいぶん変わってきます。
今日はその一歩目でした。
本格的な作業ではありません。
けれど、お客様が大事にされていた日に、
まず手をつけることができました。
天候にも恵まれて本当に良かったです。
また工事が進みましたら、ご紹介しますね。
では。
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
現地確認。お見積り・ご提案はすべて無料です。
(有)吉澤石材店 吉澤光宏
ご相談・お問合せは、お気軽にどうぞ。
電話 044-911-2552 (携帯転送なので外出先でもつながります)
メール お問い合わせフォーム


