現調は「見に行く」だけじゃない 青山と雑司ヶ谷の一日
2026年1月4日(日)
こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。
正月休み中ではありましたが、
今日は都営の青山霊園と雑司ヶ谷霊園へ。
見積作成のための現場確認です。
現場確認というのは、
ただ「見に行く」だけでは終わりません。
・通路の幅、勾配。
・トラックがどこまで入れるか。
・水場の位置。
・周りの墓がどんな感じか。
・区画に指定された寸法があるかどうか。
図面や写真だけでは分からないことが、
必ずあります。
また、現場用クレーンが入るか。
脚を張れるか。
作業中、お参りに来る方の邪魔にならないか。
そんなことを確認しておくことも大切です。
そうそう、
周りの墓が一定方向に傾いていないか。
そんなことも確認します。
地盤が弱い方に傾いていないか。
周りの墓を見れば、なんとなく分かります。
念のため、
小ぶりな水平器もバッグに忍ばせていきました。
また、現調では、
傾きだけでなく、周りのお墓の雰囲気も見ます。
それは、お墓は基本的に、
長くそこにあり続けるものだから。
だから誰が見ても、代を重ねても
馴染むものを提案したい。
そこにできて、違和感を覚えるようなことでは
よくないと思います。
今日から通常業務に戻った管理事務所では、
区画の寸法や注意事項を確認してきました。
霊園ごとに守るべき約束事があります。
ここを曖昧にしたままでは、
安心して作業はできません。
一通り確認を済ませた後、せっかくなので、
いくつかの著名人の墓に足を運んでみました。
都営霊園には、歴史に名が残る人たちが
眠っています。
近くまで来たのだから、
会いに行かない手はありませんからね。
青山霊園では、警視庁墓地近辺にて
山口多聞。
犬養毅。
濱口雄幸。
頭山満。

少し歩いただけで、
聞き覚えのある名前が刻まれた
お墓に出会えます。
肩書きや主義主張は違っても、
比較的近くの墓で眠っている。
亡くなってしまえば、同じ土に還る。
どこか不思議な感じもしますが、
それが日本人の死生観かもしれません。
続いて、雑司ヶ谷霊園へ。
こちらでも、何人かの墓を訪ねました。
夏目漱石。
永井荷風。
東條英機。
小泉八雲。
今ちょうど、八雲の名を見かけることが
多い時期でもありますよね。

これまた不思議な感覚ですが、
墓、とくに石塔に手を触れると、
本人に触れているように感じることがあります。
とっくの昔に亡くなっていて、
会ったこともない相手なのに。
石に刻まれた名前。そこに手を合わせる。
それだけで、
本人に会ったような気持ちになれる。
やっぱりお墓っていいものだな、と感じます。
現場確認をしながらも、
こうした偉人たちに会える機会がある。
手を合わせる機会がある。
石屋って、ちょっと贅沢な経験ができる
職業かもしれませんね。
ただ、
「会いに来られる場所」を手掛ける以上は、
きちんとした仕事を残さねばなりません。
まずは、今日見てきたことをまとめ、
見積もりの作成にかかろうと思います。
では。
※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。
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(有)吉澤石材店 吉澤光宏
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