箱根駅伝のタスキと、お墓のエンディングノート®

2026年1月3日(土)


こんにちは。川崎市多摩区の石屋、吉澤石材店の吉澤です。

昨日・今日で行われた、お正月の箱根駅伝。

今年は、母校の日本大学が
シード権を獲得しました!
12年ぶりだそうで、嬉しかったですね。

駅伝を見ていると、いつも思うことがあります。
タスキって、本当に重みがあるものだなと。

もちろん、簡単に選手の思いを分かったような
ことは言えません。

それでも、タスキを受け渡す瞬間の空気感は、
特別なものがあるように感じます。

タスキをつなぐ瞬間を表した彫刻(台座に「明日へ走る」)

タスキを渡す、その一瞬。

走っているのは一人。
でも、背負っているのは一人分じゃない。

前の走者の粘りも、練習してきた時間も、
応援している人の気持ちも、
全部まとめて受け取って走る。

そして、苦しいところを乗り越え、次に渡す。

「自分のため」というより、
「チームのため」「次のため」に。

だからこそ、正月の風物詩として
ここまで続いているんだと思います。

次のために背負う

そしてこの「次のために背負う」感じは、
駅伝だけの話じゃないのかもしれません。

お墓や葬儀も、似ています。
弔いは、一度で終わるわけではない。

葬儀があって、納骨があって、
年忌法要があって、そこから先も続いていく。
その都度、いろいろと判断が必要になります。

ところが、その判断のポイントが、
家の中で共有されていないことがあります。

だから、いざというときに迷いが出ます。

「初めてで、何から決めればいいか分からない」
「前の時のことが、手がかりとして残っていない」
「家の中でも、考え方が揃っていない」

「正解」が分からないまま
判断を背負うのはなかなかキツいですよね。

だから私は、建墓をさせていただいた方へ、
「お墓のエンディングノート®」
というものをお渡ししています。

『お墓のエンディングノート』の表紙(吉澤石材店で配布している冊子)

家の申し送りとして、建墓いただいたお客様にお墓の写真を入れてお渡ししています。

これは「お墓じまい」へつなげるための
ものではありません。

次の世代が、
お墓のことで迷わないようにするための、
いわば「家の申し送り」です。

法事がいつ頃で、
そのときはどういう段取りだったか。
お布施は、どれくらい包んだか。

簡単な家系図を書ける欄もあります。

全部を埋める必要はありません。
書けるところ、必要なところだけでいい。
そういう使い方で十分だと思っています。

もちろん、「こうしてほしい」と言ってもらえる
だけでも手がかりにはなります。

でも、家族で話し合い、
こうしたものに残しておけば、
それは指示ではなく、家の合意になります。

葬儀もきっと同じだと思います。

前の葬儀のときに、誰に連絡して、
何に困って、誰が助けてくれたか。

そういうことを少しでも共有しておくだけで、
次は楽になるはずです。

立派な終活じゃなくていい。
ただ、次の人が迷わないように、
少しだけ道を作っておく。

駅伝のタスキと、どこか似ていると私は思います。

タスキは、渡す側の思いだけでは成立しません。
受け取る側が、受け取れる形になっている。
そこで初めて、つながっていく。

お墓の話も、葬儀の話も、
結局はそこだと思います。

残すにしても、変えるにしても、
次の世代が、
「引き受けられる形」にしておくこと。

それが大事ではないかなと。

箱根駅伝を観ながら、そんなことを考えました。

では。

※最後までご覧をいただきまして、ありがとうございます。

似顔絵現地確認。お見積り・ご提案はすべて無料です。

(有)吉澤石材店 吉澤光宏

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